裁判所に裁判を傍聴しに行ってきた

いろいろ


先日有休を利用して、東京地方裁判所に傍聴しに行ってきました。
理由は、どこかのコラムかブログに体験談が書いてあり、興味があったから。


最寄り駅

東京メトロ 霞ヶ関駅 A1出口
※上の写真

 

 

一通りの流れ
入口を入ると、セキュリティチェックがあります。
ここで荷物をX線に通して問題なければ建物の中に入れます。

少し歩くと机みたいなところがあります。
そこに当日行われる裁判の一覧表があります。
この中から自分が興味のあるものを見つけます。ちなみに傍聴は無料です。
好きな時に入り、好きな時に出ることが出来ます(定員オーバーしている場合は入れませんが…)。

 

ここで以下のものを時系列で目盛っておくと便利です。
・開始時間
・法廷の番号
・事件名
・事件の種類

 


・事件名
事件の大まかな内容です。ちなみに私は以下の事件に関して傍聴しました。

 

・殺傷(後ろから刃物で殺傷)
・窃盗(客の所有物を盗む)
・暴行(家賃滞納取り立ての逆恨み)
・わいせつ(機内で局部露出)
・公職選挙法違反(某有名人?)
・しつこい客引き(相手が警察官だった)
など

 

薬物系の裁判は結構人気があり、いつも満席なので、まだ傍聴したことはありません。

 

 

・事件の種類
「新件」「審理」「判決」の、3種類から選びます。

 

「新件」は、第1回目の初公判。事件内容が一通り説明されます。
「審理」は、第2回目以降の公判。途中から話が始まります。
「判決」は、被告人に対して判決が告げられる。数分で終わります。


以上を紙に目盛ったら、時間に合わせて裁判が行われる法廷に行きます。
席に着いたら以下のことに注意します。

 

・喋らないこと
・飲食・携帯電話操作・写真撮影禁止
・いつでも入出・退出可能。

 

などなど。ちなみにあまり望ましくはないですが、眠るのはOKらしいです(傍聴席で寝ている人がいました…)。


なお傍聴しない空き時間には、地下にコンビニや食堂、喫茶店があるので、適当に時間つぶしが出来ます。ちょっと狭苦しい空気なので外に出れば、歩いて10分ぐらいで虎ノ門まで行くことが出来ます。

 

裁判所の前はこんな感じ

 


裁判が行われる時間帯
裁判は平日の午前10時~午後5時までで、休日祝日はやっていません。
ちなみに裁判の傍聴は今回が2回目で、前回は2016年の12月に行きました。
今回は、前回に比べて裁判の数がかなり少なかったので、警備員さんに聞いたところ、4月と8月は裁判が若干少ないと言っていました。理由は、4月は引き続きの時期であり、8月はお盆だかららしいです。
逆に12月が一番裁判が多いそうです。理由は出来るだけ年内に解決したいから。
ふーん。

 

 

ということで傍聴しての感想

楽観的な感想
・所々専門用語が出てくるので、意味が分かりにくい。
・原告側の弁護士は、なぜか非常に早口で喋る。
・弁護士が来ているスーツはいかにも高そう。
・弁護士は無精ひげを生やしている人が多い。
・裁判官、弁護士、検察官はみんな、勉強がよくできそうな顔つきをしている。


もう少し真剣に説明すると、
被告人はたとえ自分が悪いとしても、弁護士や検察官からいろいろと詰問されるの嫌だなあと思った。
証人喚問で呼ばれた人も、弁護士や検察官からいろいろと詰問されるの気の毒だなあと思った。

まあ、その他いろいろ言いたいことはあるけど、私の思想なんかはどうでもいいと思うので、その辺は割愛。
結論を言うと、被告側はもちろんのこと、原告側としてもあのような場所には行きたくないと思いました。

 

 

犯罪を犯す人の大まかな特徴は、以下のような性格を持ち合わせている人だと思います。

・無計画(特に金銭面において)
・短気
・家賃を滞納している


出来れば、中学や高校生の社会見学などでぜひとも訪れるべきだと思います。
そうすれば、いざ犯罪を犯す直前にこの光景を思い出し、思い留まることによって、犯罪率が下がるかもしれない。修学旅行でどっかの国に行くよりも、はるかに価値があると思います。
学ぶことはたくさんありました。

終わり

 

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