私の中のベスト
2020年1月30日~2月26日まで南米旅行に行ってきました。
この頃の南米は、新型コロナウィルスの感染者もおらず、何の影響も受けることなく旅行をすることが出来ました。
2020年2月21日
今回の南米ブラジル旅行は、偶然にもブラジルで一番の熱狂的なお祭りである『リオのカーニバル』と日程が合いそうだったので、調整して観に行くことにしました。
とは言っても入場券は持っておらず。
日本を出国する前にチケットの購入方法を一通り調べましたが、購入方法が結構面倒だったので買いませんでした。
現地に行けば何とかなるだろう、というノリで…。
といことで、確実にカーニバルのチケットを入手しておきたい人は、詳細は他のウェブサイトや旅行代理店を参考にしてください。
カーニバル(CARNIVAL)とは?
以下引用です。
これはラテン語のCarne Vale(肉にさようならをする)、またはCarnem Levare(肉をへらす)が語源といわれ、キリスト教国では毎年、イースター(復活祭)の40日前から四旬節が始まって、その期間は荒野で苦行したキリストをしのんで、肉食を断ち、精進とざんげが行なわれるので、その前に肉を食べ、楽しく遊んでおこうというのがカーニバルの起源である。
いまや世界でも有数のカトリック派キリスト教国となったブラジルでカーニバルが盛大に行なわれることはなにも不思議なことではないが、連日の前夜祭のあと、二月末に催されるカーニバル当日は資本家も労働者も人びと全て、なんの差別もなく、サンバのリズムに酔い、踊る。
それはもう、お祭りというよりも乱痴気騒ぎといったほうが、妥当かもしれない…
一年間の積もり積もったエネルギーを、この三日三晩の仮装舞踏会に一気に爆発させるのだ。
(ゴルゴ13 『ラ・カルナバル』より)
カーニバルと言えば『リオのカーニバル』ですが、どうやらこの時期はブラジル全土でカーニバルが行われているようです。そして多くの人が仮装をして街中を歩いたり、メトロに乗ったりするのが風習のようです。
以下の写真はサンパウロで撮影しました。
1日目 第2部パレード
2日目 第2部パレード
3日目 第1部メインパレード
4日目 第1部メインパレード
5日目 チャンピオンパレード
※カーニバルは2月に開催されますが、日程は年によって変わるようです。
初日が一番安いです。スケジュール的にも初日がよかったので、私としては丁度よかったです。
大した努力はしていませんが、ここで私のチケット入手方法をご紹介します。
1.宿泊先に尋ねてみる。
私が宿泊したゲストハウスでは、リオのカーニバルのチケットを販売していました。
初日ということもあり結構売れ残っていたようで、普通に買えました。セクター9で120レアル。
2.コパカバーナに行く
コパカバーナの道路沿いでも、カーニバルのチケットを販売していました。
ここではセクター9が240レアルでした。
ということで、大して苦労せずに入手しました。
おすすめの席
他の人のウェブサイト・ブログでも記載されているように、一番いい席はセクター6, 8あたりです。
理由はセクター6に「JULGADORES」、つまり”審査員判定”があるからです。
上記の Start から End までを、約50分かけて移動します。
セクター9からの眺め
注意点としては、場所的にはセクター6, 7, 8, 9がおすすめですが、座席に余裕があるならばセクター6, 8を選びましょう。
理由は審査員席がセクター6にあるために、ダンスは審査員側に向かって、つまりセクター6, 8のほうを向いて踊るからです。
つまりセクター7, 9からだと”後ろ向き”になってしまうというわけです。
このように…
カーニバルの流れ
22時半から始まるので、22時ぐらいに行けばいいと思います。
場所は、サンボドロモ(Sambodromo Marques de Sapucai)という、カーニバル専用のスタジアムです。
メトロのPraça Onze駅から大体10分ぐらいで行けます。
近くの建物の雰囲気はあまりよくありませんが、カーニバルの時期だと観光客が沢山いるので、流れに乗って歩いていけば狙われることはないと思います。
雨が降ったり止んだりの天気でした…
22時30分頃
スタートの宣言みたいなアナウンスがある。
22時40分
1チーム目のパレードが行われる。
1チーム大体3~4つのパーツに分かれており、それぞれの山車がある。
ダンスの行進はゆっくり行われるため、セクター8, 9付近に来るまで20分ほどかかる。
最後の組がセクター8, 9を通り過ぎる時は、大体40分ほど経過している。
最後の組が出口ゲートまでたどり着き、1回目のパレードが終わるまでは、大体55分ぐらいかかる。
その後大体15分ぐらいのインターバルがあり、次のパレードが始まる。
このローテーションが7回行われる。
ウルトラマンの怪獣みたいのもいました
ということで初めはみんな珍しいもの見たさのため、観客席の前に来たり写真を撮りまくったりしていますが、3回目のパレードぐらいからみんなそろそろ飽きてきて、ちらほらと帰り始めていました。
審査に関してはよくわかりませんが、”観客受け”という意味では、序盤にダンスする組の方がはるかに有利です。
私は結構いい席でしたが、たくさんの人が割り込んできたり、その割り込んできた人にビールを倒されたりしてちょっと不満があったのも確か。
私も結構疲れ気味だったので、正直途中で帰りたかったですが、こんな機会2度とないと思っていたし、真夜中に一人で帰るのは危険だと思ったため、最後まで頑張って見ていました。
私の隣に座っていたフランス人は、ずっと陽気に踊っていました。
ということで、7チーム全ての山車を写してきたので、ここで披露します。
やっと終わった…
結局7回のパレードが行われ、カーニバルが終了したのは午前5時20分頃でした。
その後皆につられてメトロに乗り、ゲストハウスまで戻りました。
華やかなカーニバルとは裏腹に、観客が捨てた空き缶をたくさん集めている貧困層がたくさんいたのが印象的でした。
ということで、もしよければ参考にしてください。
つづく
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