【資格関連】PADIダイブマスター取得レポート3 ~ダイブマスター取得にかかる費用~

スキューバダイビング




PADI ダイブマスターを取得しましたので、その時の経験をレポートしたいと思います。今回は私がダイブマスターを取得するまでにかかった費用について説明したいと思います。




■PADI ダイブマスターを取得するまでにかかった費用


ダイブマスターを取得する上で一番のネックになるのが、ダイブマスターにかかる費用だと思います。講習費もさることながら、ダイブマスターからはプロのライセンスということになるので、ダイビングの器材も原則的に自前で全てそろえる必要があります。
それだけでかなりのハードルですね。
それだけでなく、毎年年会費がかかります。

はっきり言って結構高いので覚悟が必要です。




 

 

 

 

 

 

 

 

「覚悟ある?」

 

●かかる費用
ダイブマスターを取得するのにかかる費用はダイビングショップによっていろいろです。定価というものは存在せず、ダイビングショップの按配で金額を設定することが出来ます。
利益の何割かをPADIに上納する必要があり、安すぎると利益が減るし、高すぎると客が寄ってこないので、ショップとしても難しいところだと思います。


一般的には最低でも以下の費用がかかります。
1.教材費
2.講習費
3.1年目のダイブマスターPADI年会費・申請代
4.ダイビング器材

この他にも遠方からダイビングショップへ行く場合は、交通費(電車、飛行機代)と宿泊費がかかります。



1.教材費
 私が講習を受けたダイビングショップでは、教材費として60000円払いました。中身は教材、テキストブック、参考資料の3冊と、学習用DVD、PADIロゴマーク入りのバッグです。
 教材は非常に情報量が多く、ダイビングに必要な知識がみっちり書かれている本ばかりなので、内容の質としては非常に素晴らしいです。ただ、それが6万円もするかどうかと問われればちょっと高いようにも思いますが…。


2.講習費
 総額から教材費、1年目のダイブマスターPADI年会費・申請代を差し引いた金額が、ダイブマスターの講習費となります。

 ちなみにダイブマスターを習得するには、最低8本潜る必要があります。
 単純に1本あたり6000円と計算すると、6000 x 8 = 48,000円になります。
 中にはボートダイブも何本かありますので、もう少し高く見積もった方がいいかもしれません。
 なのでその差額がダイブマスターを取得するためのインストラクターからの講習費、というように考えるのが妥当でしょうか?






 

 

 

 

 

 

 

 

 



3.1年目のダイブマスターPADI年会費・申請代
 ダイブマスターに認定された場合(基本的に行けば認定されるのですが)、1年目のダイブマスターPADI年会費・申請代を支払う必要があります。
 金額は21000円です。その為の費用になります。
 なお2年目からは各人の判断で支払いを継続したり、中断することが出来ます。


ダイブマスターからプロライセンスになるため、毎年「ダイブマスター資格の有効期限」というものが存在します。
この有効期限は1月1日から開始し、12月31日に失効します。つまり取得する月が遅ければ遅いほど、1年目の有効期限が短くなるということです。
なのでなるべく11月、12月の取得は控えたほうがいいかもしれません。
とは言っても1月、2月の日本の海は非常に寒いので、3月ぐらいに沖縄で取得するのが一番理想的でしょうか?

プロライセンス資格の維持は、ライセンス申し込み時に渡される複数の書類に含まれている、自動引落口座から自動的に引き落としされます。もし資格の更新を望まない場合は、期限日までに所定の電話番号に連絡すれば、来年度の更新料の引落が停止するようです。


一度プロライセンス資格を停止すると、以降プロライセンスのメリットは停止となりますが、再度復帰することも出来ます。
詳細は下記のURLに詳しく記載されてあります。

https://www.padi.co.jp/scuba-diving/membership/
「メンバー復帰」タブ

ざっくり言うと、ダイブマスターの場合は、6年以内に更新料26,950円を支払い、
会場型メンバー・フォーラムまたはプロサイトよりオンライン・メンバー・フォーラムに参加すればよいようです。
(※金額は今後変更になる可能性があります)

ダイブマスターであれば、最長6年以内にメンバー・フォーラムに参加すれば、復帰できるようなので、6年ごとに受ければいいようですね。
詳細はPADIジャパンに電話するなどして確認した方がいいと思います。




4.ダイビング器材

これはダイブマスター取得に必要な費用ではありませんが、ダイブマスターはプロライセンスであるため、器材も自分で管理するという考えから、原則として器材も自分で準備する必要があります。

器材はものによってまちまちです。最安値中古で5万円から最新型モデル30万円以上というものまであります。器材を持っていない人にとっては、この辺も非常にハードルが高いです。器材だけでなく、コンパスやフロートなどのオプションまで揃えないといけないダイビングショップもありますので。

ということでダイブマスターを取得するためにはあらゆる器材をそろえる必要があり、実は私もダイコンを除きほとんど器材を持っていなかったので、これを気に購入しようかなと思いましたが、ダイビングショップに相談したところレンタルでOKということだったので、フルレンタルしましたww。

しかしこれはダイビングショップに確認が必要だと思います。ショップによっては器材レンタル不可のところもありますので。

これが、私が利用したダイビングショップが評判の良い理由のひとつなのかもしれません。




 

 

 

 

 

 

 

 

 




5.総計
ということで、私がダイブマスターを取得するのにかかった費用の概算を記載します。
全ては記載しませんが参考になれば。


・教材費       60000円(事前に送付してもらうための送料が別途かかりました)
・講習費       51000円(これはあくまでも概算です)
・ダイビング代    48000円(6000円 x 8本)
・DM申請費、年会費  21000円
・機材レンタル代   12000円(4000円 x 4日)

 合計       192,000円

なのですが、いろいろあってここから数万円値引きしてもらいました。
器材をすべてレンタルできたという点も大きいです。
いやあ本当にダイビングショップに感謝です!!

8000+10000+34000=52000円
(オフシーズン-10000円、創立20周年記念2割引き-34000円、レンタル値引き-1000円x4日+1日分-4000円値引きで-8000円)




ということで参考になれば。







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