スタークジェガン+電卓
(いい構図が思いつかなかった…)
ネタがなくなってきたので、昔の話を書きます…。
前から簿記に興味があり今まで何度か申し込みはしたが、未受験というようなケースばっかりだったので、この際まじめに勉強してみた。
勉強方法
試験勉強するうえで、私が一番効果的な方法と思っているのは、「過去問を実施する」ことである。簿記はあまり法改正の影響を受けないので、私は15年ほど前に買った過去問題集で勉強していた。(ちなみにそれは、過去30回分ぐらいの過去問と解説が載ってある結構お得なやつである)
勉強時間は覚えていないがそれなりに勉強した。問題集を2.5ターンぐらい実施した。ちなみに簿記3級は、同じ日に2級との併用もできるが、ヤブヘビみたいになるとよくないので、3級だけ申し込んだ。
(案の定、2級を勉強するだけの余裕なし)
2015年6月 試験当日
某大学で試験を受けた。
試験問題を見て驚愕した。全く私が知らない単語があるではないか・・・。 (;゚Д゚)!!
・主要簿、補助簿
・3伝票制
・ICカード
どう仕訳すればいいか全くわからない。そもそも15年前にICカードなんてないし…。
空白で提出すると勿体ないので、とにかく適当に何か書いて提出した。
後で調べたが、平成19年の法人税法の改正により、標準的な残存価額が取得原価の1割からゼロに改訂されたらしい。実際に償却できるのは残存価額がゼロでも「取得価額-1円」になる。
ICカードは、貯蔵品』、『旅費交通費』、『仮払金』勘定などになるらしい。サイトによっていろいろ書かれていることが違うから、きちんと商工会議所から出されている解答を確認したほうがいいだろう。
3伝票制とは、仕分けをするとき、入金伝票、出金伝票、振替伝票の3つの伝票を使って取引内容を記入すること。記入方法は大体理解していたが、3伝票制という言葉をただ単にしらなかったということ(まあ勉強不十分ということにもなるのだが…)
主要簿、補助簿
主要簿とは全ての取引が記録された帳簿のことで決算書はこの主要簿の情報を基に作成され、その名の通り主となる帳簿になる。仕訳帳と総勘定元帳の2つの帳簿で構成される。
補助簿とは主要簿の不十分なところを補うために特定の取引や勘定について記録する帳簿のこと。
補助簿はさらに補助記入帳と補助元帳に分類される。
…らしい。
ということで、今回はかなり悔しかった。勉強したのに方向性がずれていたからだ。
例えると、新幹線の新大阪駅で、東京に行きたいのに間違って博多行に乗ってしまったようなものだ…。
さらに言えば、安保法案に反対するため反ストすると言っておきながら、期日を決めたりカンパを求めたり点字ブロックの上に座り込む、と言ったようなことをする感じだ。
(これ以上言わないほうがいいか…)
1か月後…
商工会議所から大きめの封筒が届いていた。大きめの封筒が届くということは、もしかして…。なんと合格していた!!マジで驚きである。簿記3級の合格ラインは70点なのだが、私の得点は70点だった。文字通りギリギリ合格である。今回は運がよかった。
今回学んだこと。
・配点の高いところを重点的に勉強しましょう。
・きちんと近年の過去問をやりましょう。
(まあ当たり前のことなんだけど…)
おわり
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