“MSD(Mobile Suit Discovery)”の水中型ガンダム
PADIのマスタースキューバダイバー(MSD)を取得しました。
これはアマチュアダイバーの最高峰と言われる認定証で、ある条件を満たして申請料を支払うと取得できます。
とは言ったものの、別になくても全く困らないので自己満足の世界です。
今回はご参考までに、MSDを取得するまでにかかった概算費用を記載します。
※PADIというのは、スキューバダイビングの指導団体の中で世界最大の組織です。
PADIの他にNAUI、マレアという団体などもありますが、正直よくわからないです。
(マレアは、PADIなどのダイビング認定団体ではなく、日本の大手ダイビングショップです。)
なお、日本のダイビング認定団体をまとめてい団体が、Cカード協議会です。
https://c-card.org/
詳しくはこちら
達成条件
・1.PADIオープンウォーターを取得する
・2.PADIアドバンスドオープンウォーターを取得する
・3.PADIレスキューダイバーを取得する
・4.PADIスペシャリティを5種類以上取得する(種類は何でもいい)
・5.ログブックに記載されているダイビング本数が50本以上ある
・1.PADIオープンウォーターを取得する
もちろんダイビングショップによって異なりますが、大体70000円ほどします。
私は割引セール中に取得したので、都内のショップで40000円程度でした。
どうして割引セールしているのか聞いてみたところ、ダイビングはやっぱりお金がかかるということで、中々新たに始めてくれる人が少ないようです。なので初級であるオープンウォーター(OWD)に関しては、赤字覚悟で大幅値引きしているとのこと。
ちなみにこちらが私が行ったショップです。
パシフィカ
・2.PADIアドバンスドオープンウォーターを取得する
都心では大体10万円前後します。なので私は沖縄に行き、7万円程度で取得しました。
しかし沖縄に行く移動費(飛行機代)や宿泊費は別なので、それらを意識する必要がありました。
ちなみに各コースの違いはこちら
PADIコース・カタログ
・3.PADIレスキューダイバーを取得する
これも大体10万円前後します。なのでこれも沖縄に行き、7万円程度で取得しました。
もちろん沖縄に行く移動費(飛行機代)や宿泊費は別料金です。
多くの人は、アドバンスドオープンウォーター(AOW)を取得してしまえば、それ以上の上位クラスの認定証を取ろうとはしません。理由は、OWDとAOWの大まかな違いは許容潜水深度ぐらいで、AOWの許容潜水深度は上位クラスでも変わることはありません。ちなみにOWDは18mで、AOWは40mです。
というわけで、レスキューダイバーからは受講者が大幅に減るようです。
レスキューダイバーでは主に、一緒にダイビングをした人がトラブルに巻き込まれた時に対処するための基本的な処置方法を学びますが、自分が他人に少しでも迷惑をかけないようにするにはどうしたらいいか、という目的で受講する人が多いようです。私もそうでした。
あとはランクが上ということで、多少の優越感に浸れる・・・。
(経験豊富なAOWから馬鹿にされたことありますが…)
・4.PADIスペシャリティを5種類以上取得する(種類は何でもいい)
これはどんなスペシャリティを取得するかで費用が異なってきます。
またアドバンスドオープンウォーターを取得する時に、スペシャリティ講習というものがあるのですが、ここで講習を受けたスペシャリティを選考すると、1ダイブ分が免除されるので、それも考慮にした方がお得です。
私は自分のスキルアップを考慮し、インストラクターのアドバイスを参考にして、以下のスペシャリティを取得しました。
・ピーク・パフォーマンス・ボイヤンシー(中性浮力)
・ドリフトダイバー
・ディープダイバー
・水中スクーター
・エンリッチドエア
申請料、ダイビング代、ボート代、機材レンタル代すべて含めて、おおよそ9万円でした。
もちろん沖縄に行く移動費(飛行機代)や宿泊費は別料金です。
詳細はこちら
スペシャリティ
ここまでを整理すると
・潜った本数:25本ぐらい
・かかったダイビング費用:27万円ぐらい
・かかった移動費:10万円ぐらい
ぐらいの費用がかかっていることになります。
※あくまでも概算です。恐らくもっとかかっていると思います。
・5.ログブックに記載されているダイビング本数が50本以上ある
最低条件の50本に達するには、上記に記載した最低限必要なダイビング本数に加え、あと25本程度潜る必要があります。
ダイビングショップによって値段がまちまちなので一概に明白なことは言えませんが、仮に1本5000円で計算したとすると、
5000 x 25 = 75000円ほどかかります。
そして最後にマスタースキューバダイバー(MSD)の申請料である、10000円(税抜)を支払います。
ということで、上記を単純に合計すると、
27万+10万+7.5万+1万=45.5万円 ほどかかるという計算になります。
上記はあくまでも概算かつ、比較的安いダイビングショップを利用していたので、恐らくもっとかかっていると思います。
例えばダイビング機材のレンタル代、水中カメラなど自分で一部購入した機材など…。
(ていうか、気が付けばこんなに費やしていたんだな…)
とはいえ、ここまで到達するのに4年かかったので、1年あたりのおおよその出費金額は12万円弱ぐらいです(これでもそこそこの額か…)。
そもそもスキューバダイビングの魅力とは?
『ストレス解消になる』とか『マンタが見れる』とかいろいろありますが、
私が個人的に感じているスキューバダイビングの魅力は、
”スキューバダイビングを通じて、自分とは全く異なる業界の人と出会うことが出来ること”
です。
確かに、スキューバダイビングをしている時は、お互いに挨拶程度しかしませんが、
スキューバダイビングが終わった後に行われる懇親会などに参加すると、みんながざっくばらんにお話をします。
そこには利害関係がありませんから、非常に会話が弾みます。
そのような中、弁護士や大学病院の先生と出会い、業界ならではの裏話をいろいろ教えてもらったりしました。
大学病院の先生は性病科の先生で、仲良くなったので名刺交換しました。
「もし性病にかかったら連絡して。薬安くしてあげるから!」
と言われました。あのなあ・・・(笑)。
ていうか、全然ダイビングと関係ないやん…
ということで、もしよろしければみなさんも参考にしてください。
おわり
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