【ロシア】シベリア紀行01 極東ロシアのウラジオストクに行ってきた

ロシア

S7航空

 

 

2017年11月

ロシアのウラジオストクとハバロフスクに行ってきた。

理由は
「近いから…」

そして、どうしてこの時期に行ってきたかというと、

寒いロシアを体験したかったから…


ロシアの入国方法は後日記載しようかなと思います。

 

ウラジオストク
ロシア語名はウラジヴァストーク(ヴラジヴォストーク)と発音し、「東方を支配する町」を意味する。
かつての日本では浦潮斯徳と当て字され、通称は「浦塩(浦潮)/ウラジオ」と呼称されていたらしい。
なお中国語では、「ナマコの入り江」を意味する中国(清帝国)領時代の名称、「海参崴」と呼ぶのが一般的らしい。なおウラジオストクは日本よりも西にあるにも関わらず、時間は日本より1時間進んでいる。
wikipedia

 

2017年11月23日

成田からウラジオストクへ。搭乗時間はおよそ2時間。距離は札幌までと大体同じ。

 

右の絵、イメージ膨らませすぎだろ(笑)

 

 

ウラジオストク空港に到着

空港建物

 

空港内

 

 

空港内にATMが多数あり、ここでお金をキャッシングすることが出来る。VISA、マスターなど。
2015年のクリミア半島併合の後、ロシアは金融の引き締めが厳しくなり、これらのカードをロシアで使うのは困難、とどこかのHPに書いてあったのだが、全くそんなことなかった。
(せっかくこの日のためにJTBのクレジットカードを作ったのだが、むしろJTBを受け付けているATMはなかった…。)

 


ATM。ATMは至るところにあった。ちなみに両替所はなかった。街中にも両替所はなかった。

 


空港内に海産物売り場があった(笑)。

 

空港の外に出る。氷点下-4℃ぐらい。寒い。
ここで市内行きのミニバスがあるか探していると、タクシーの運転手が話しかけてきた。
ロシアにはメーターがないらしく、すべて交渉する必要があるらしい。
値段を聞いてみると1000RUBと言われた。乗る気がないそぶりをすると、750RUBと言ってきた。(※2017年11月時点 1RUB=1.93円)


乗る気はないので、振り切ってミニバスのところに行った。値段は150RUB。
出発時刻は20時らしいのだが、乗客がいっぱいになった時点で出発した。そういうシステムなんだろう。
市街まで1時間ほどで行ける。21時前にウラジオストク駅前に到着した。

 

107番バス

 

ちなみに時刻表は下記のHPで確認できます(英語)。
せっかく鉄道も走っているのに、1日たったの5本で最終列車が18時なのは非常にもったいない。
リンク

 

駅から10分ぐらい離れたところに私が予約していたゲストハウスがあった。
チェックインした後、近くのコンビニへ食べ物を買いに行き、そのあとさっさと寝た。

 

 

2017年11月24日
この日はウラジオストクを一日観光する。そして夜に寝台列車に乗ってハバロフスクへ行く。
行ったところは以下の通り

 

 


C-56潜水艦


要塞博物館


教会



与謝野晶子の歌碑(教会の近くにあります)

 

 

近くの売店でピロシキとシュウマイみたいなものを買う。
売店のおばちゃんは、暇な時に適度に足踏みしていた。確かに固まっておくのは良くないかもしれない。

 


黄金橋

まあこれらは一般的の観光ルートなので、普通にガイドブックに載っていると思います。

 


夕食は、レストラン平壌で北朝鮮料理を食べた。
店内は、
日本人だらけ
でした。まあ私もその一人だけど…。

どうやら日本人は同じところに行く習性があるらしい、というのを改めて実感した。

 

入り口

 

店内はこんな感じ

 

ナマコを食べました。

 


食事の後は、寝台列車に乗るためにウラジオストク駅へ。

私が乗ったのはOCEAN(オケアン)号。ウラジオストクからハバロフスクまで毎日運行している。
出発時刻はモスクワ時間14:00。つまり、ウラジオストクはモスクワより7時間進んでいるので、21:00を意味する。モスクワまで行かない列車でも、鉄道に関しては全てモスクワ時間で表示される。

乗車券はインターネットで購入したのだが、購入直前までこのことを知らず、もう少しで間違った乗車券を買いそうになった。

ちなみに乗車券は下記のHPから購入できます(英語)。
リンク

 

ウラジオストク駅

 

 

駅の入り口にはセキュリティチェックがあるのだが、別のところから普通に駅構内に立ち入ることが出来る。これってセキュリティの意味あんのか?
各車両ごとに担当の車掌がいて、この人に乗車券を見せる。
この辺は中国やウクライナと一緒だ。


車内に乗り込んだ。中にはすでにロシア人がいた。しばらくしてお互いに自己紹介をした。
セルゲイ、ウラジミール、アンドレというらしい。なじみのある名前でよかった。
ウラジミールの発音がうまく聞き取れなかったので、「プーチンでいいよ」と言われた(笑)。

セルゲイは若者で、ウラジミール、アンドレはおっさんだった。
セルゲイはロシア軍に所属していて、韓国に配属されているらしい。
今回は里帰りでウラジオストクからハバロフスクに行くようだ。

彼は英語が話せるので、おっさん2人の質問を通訳してもらって会話した。

 

ビールを飲みながら

 

 

おっさんの質問
その1
私について、いろいろ聞いてきた。まあこれは社交辞令みたいなもの。


その2
どうやらウラジオストクで日本製品をたくさん買ってきたらしい。それらを私に見せて「これはいい物なのか?」と聞いてきた。サントリーウィスキー、知多、目薬、胃腸薬(ヘパリーゼ)など。

ヘパリーゼに関しては、「これは何なのか説明してくれないか?」と言ってきたので、箱に記載されている胃腸薬の効能を読んで、英語で説明してあげた。それをセルゲイがロシア語に通訳し、どうやら納得したようだ(ていうか成分知らないで買っているのか?)。


その3
「ロシアに来たのは初めてか?」と聞いてきたので「初めてだ」と答えた。
「なんでもっと早くロシアに来なかったんだよ。」みたいなことを言ってきた。
非常にいい人たちだ。しかし、あんたたちこそ日本に来たことないだろ…。

「ロシアで寝台列車に乗るのも初めてか」と聞いてきたので、「初めて」と答えた。
「日本では寝台列車は走っているのか?」と聞いてきたので、「1つだけ走っている」と答えた。
続けて「どこを走っているんだ?」と聞いてきた。

現時点で日本で運行している寝台列車はサンライズ瀬戸・出雲だけなので、出雲とか四国とか言ってもわからないだろうなあ、と思いながら、
「東京から~、え~と島根」というと、
「う~ん、知らないなあ…」と言われた。
やっぱりな…。


そんなことがありながら、夜も更けてきたので寝ることにした。

 

オケアン号


つづく
 

コメント

タイトルとURLをコピーしました