【台湾】2025年 台湾啤酒の竹南ビール工場を訪問する

台湾

2025年5月に台湾に行きました。

嘉義(チャーイー)から台北に向かう途中、竹南にある台湾ビールのビール工場に立ち寄りましたので、その時のことを記したいと思います。

 

竹南

竹南は、台湾北西部に位置する苗栗県(びょうりつけん)の鎮(ちん、日本の町に相当)です。新竹市と苗栗市の間に位置し、交通の要所としても発展してきました。
台湾鉄道の縦貫線(西部幹線)と海岸線が分岐する重要な駅である竹南駅があり、多くの列車が停車します。また、高速道路のインターチェンジも近くにあり、台湾北部・中部へのアクセスが良いです。
また竹南科学園区(竹南科学工業園区)があり、多くのハイテク企業が集積しています。これにより、台湾経済においても重要な役割を担っています。園区には多くの外国人労働者も居住しているようです。

 

 

 

 

列車が遅延し、乗り継ぎ列車に乗れなくなってしまったので、竹南駅から向かおうと思いましたが、行き方がよくわからなかったので、予定通り崎頂駅に行くことにしました。
(タクシーで行くことができると思います。)

 

 

●竹南ビール工場
竹南ビール工場は、台湾の苗栗県竹南鎮にある台湾菸酒股份有限公司(台湾タバコ・酒類株式会社)のビール工場です。台湾ビールを製造する主要な工場の一つであり、東南アジア最大級のビール工場としても知られています。近年では、観光客向けの施設も整備され、「竹南啤酒觀光工廠(竹南ビール観光工場)」としても親しまれています。

竹南ビール工場の特徴
広大な敷地と最新設備: 約36ヘクタールの広大な敷地を持ち、最新の設備を備えた台湾菸酒で最も規模の大きいビール工場です。年間生産量は非常に多く、台湾のビール需要を支えています。

 

 

歴史
竹南ビール工場は、1981年に建設が計画されましたが、海外ビール輸入の自由化などの影響で一時中断されました。その後、計画が再評価され、1996年に建設が完了、1998年に本格的に稼働を開始しました。2003年には台北ビール工場を統合し、北部におけるビールと酒瓶の最大の供給工場となりました。近年では、観光工場としての機能も強化されています。

 

 

 

 

 

ワンピースのナミとロビンが描かれています。

 

 

小さな博物館もあります。

 

 

 

特産品売り場

 

販売センターで300元以上の買い物をすれば、ビールを試飲することができます。しかし300元以上の買い物をしたくなるような特産品は特にありませんでした(個人の感想です)。

 

 

観光情報
所在地: 苗栗県竹南鎮和興路345号
営業時間: 9:00~17:00(年中無休、旧正月期間は休館の場合あり)
入場料: 無料
※敷地内には自由に入ることができますが、見学ツアーをやっているかどうかは不明です。

 

アクセス
鉄道: 台湾鉄道竹南駅からタクシーで約10分(約4km)。
私は竹南の次の駅である崎頂駅から歩きました。約1.5kmです。
日中は30分に1本、各駅停車のみが停車します。
無人駅で見たところ券売機がなかったので、事前に悠遊カードを準備しかざしてホームに入ることをお勧めします。

 

無人駅です。

 

 

 

ひたすら歩きます。

 

 

 

 

 

最後に
のんびり歩いていたら電車に乗り遅れてしまい、30分近く待つ羽目になりました。
時刻表のチェックは大切です。

 

続く

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