シギリヤロック
2015年5月6日
朝7時に起きた。
涼しくて静かな朝だ。小鳥のさえずりが聞こえる。
しかし私はここにあと3時間もいないといけないんだなあ・・・、と思えば非常に空しい。
ざっと見積もった結果、ここを午前10時に出発し、シギリヤまで約2時間かかるから、シギリヤに到着するのは12時ごろだろうな…、と考えた。
憶測通り、ここを午前9:50に出発し、現地には11時30分に到着した。
のんびりも悪くないが、のんびりするのは私には合わないのだろう。
ということでシギリヤに連れて行ってもらい、現地で別れた。
しつこく追加料金を渋ってきたので、仕方ないから払ってあげた。
まあ確かに普通だと体験できないようなことを体験できたし。
色んな目にあって大変だったが、ようやく開放されてよかった。
ということでシギリヤロックへ登る。
このシギリヤロックとは、
シギリヤの遺跡は、5世紀にカッサパ1世(在位477〜495年)によって建造された、要塞化した岩上の王宮跡と、それを取り囲む水路、庭園、貯蔵施設などの都市遺構からなる。シギリヤロックは火道内のマグマが硬化して出来た岩頸で、形状は楕円柱、標高約370m、岩頸そのものの高さは約195m、全方位が切り立った崖になっている。
wikipedia
荷物はインフォメーションセンターみたいなところで預かってもらった。
頂上に上るまでかなり疲れた。あとかなりの高所なのでけっこう怖い。
しかしまあ、どうしてこんなところに宮殿なんて作ったのだろう。
ここで岩の中間あたり。獅子の足みたいなものが見える。
確かに眺めはよかったが、
不便だし、非常に暑い…。
ひと段落して下に降りた。
ということで大変満足である。
荷物を受け取って、ジュースを買って次の目的地、トリンコマリーへ行くことにした。
シギリヤからトリンコマリーへ行く方法は2つある。
1.バスでダンブッラに戻り、ダンブッラからトリンコマリー行のバスに乗る。
2.タクシーでハバラナという町に行き、そこからトリンコマリー行のバスに乗る。
地理的に言えば、
ダンブッラ ~ シギリヤ ~ ハバラナ ~ トリンコマリー
なので、2番のほうが早く現地に着ける。
シギリヤからトリンコマリーの行き方
シギリヤから1kmほど歩いていると、大きな道路が見えてきた。そこに土産店のおっさんがいた。「どこに行きたいんだ」
と聞いてきたので、「ダンブッラ経由でトリンコマリー」と答えた。
土産店のおっさんは、
「トリンコマリーへ行きたいんだったら、ダンブッラ経由よりもハバラナへ行くほうがいいが、今はバスが走っていないからトゥクトゥクで行ったら?」
と言ってきた。予想通りである。
値段交渉した結果、ハバラナまで約1200円で連れて行ってくれることになった。
シギリヤロックからハバラナ
ハバラナのバス停で下してもらった。10分ぐらい待っているとトリンコマリー行のバスが来た。
内装は超派手である。エアコンはなかったがスピーカーから陽気な音楽が常に流れていて面白かった。
2時間ほど乗ってトリンコマリーのバスターミナルビルに到着した。運賃約90円である。
トリンコマリーからは、ニラヴェリという町に行く。ここにダイビングショップがあり、この付近のホステルを予約しているからだ。
地図
ニラヴェリへの行き方
急に英語表記が減り、行き先がよくわからなかったが、バス停にいる人に聞くと親切に教えてくれた。
トリンコマリーのバス乗り場
ニラヴェリ行きは、たぶん900か900/3のバス。理由は写真に撮っていたから。
(間違っていたらすんません…)
バスに乗った。私が降りたいニラヴェリまでは大体14kmあるので、大体15分ぐらいたったら降りるのが妥当である。そう思いながら、バスの窓から景色を見ていた。
Nilaveli Diving Centre
するとちょうど15分ぐらい経った頃に、ダイビングショップの大きな看板が目に入った。
「ここだ」と思い下車した。少し迷ったが、無事ホステルにたどり着くことができた。
道には牛がおりました。
ホステルには誰もいなかった。
しばらく待っていると誰か来た。韓国人とカナダ人らしい。
またしばらく待っていると中国人とアメリカ人が来た。
そんな感じで彼らと2時間ほど話していると、やっとホステルのマネージャーが来た。
このあとチェックインを済ませ、みんなで食事をしに行った。
Nilaveli Beach Hostel
部屋に戻って次の日の準備をした。
「???」何か足りないぞ!
よく探してみたが、なくなっているものがある。
ロック鍵、ウォークマン、現金6000円ほどが盗まれていた。
どうやらブローたちに、私が油断してバックパックに鍵を閉め忘れたときに盗まれたようだ。
ショックだったがパスポート、クレジットカード、航空券、カメラは無事だったので、それほど落ち込まなかった。(過去に無くした事があるしね・・・。)
まあ貴重品さえあれば旅は何とかなるし、ということでかなり冷静だった。
保険もそのために入っているし。
明日はダイビングなんで早く寝よう。
(あ~、しかし今回は反省することがたくさんあるなぁ、とは思わずにいられなかった。)
蚊帳付きベッド
続く
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