「わだかまりややましさの無い清んだ心。それが明鏡止水。それが人に己を超えた力を持たせる事ができる。」
お勧めの曲:勝利者達の挽歌
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ギアナ高地は『機動武闘伝Gガンダム』の第18話~24話に登場する。
主人公ドモン・カッシュが、幼少期に師匠・東方不敗マスターアジアと修行に励んだ地であり、新宿でデビルガンダムとの戦いに敗れた後、謎の覆面ファイター、シュバルツに自分の技の未熟さを指摘され、決勝大会に向けて明鏡止水のスーパーモードを会得するために、再び修行に励んだ地である。
新シャッフル同盟もドモンを追ってギアナ高地で特訓したり、デビルガンダム、東方不敗マスターアジアと再戦したり、主人公機がシャイニングガンダムからゴッドガンダムに代わるなど、Gガンダムの物語を語るうえで絶対に欠かせない場所である。
ギアナ高地とは?
南アメリカ大陸の北部、オリノコ川、アマゾン川、およびアマゾン川の支流の1つ、ネグロ川に囲まれた地域に存在するコロンビア、ベネズエラ、ガイアナ、スリナム、フランス領ギアナ、ブラジルの6か国と地域にまたがる高地である。中心はベネズエラのカナイマ国立公園で、面積約3万平方キロメートルで日本の中国地方に匹敵する。一般には、オリノコ川とエセキボ川に囲まれた地域に点在するテーブルマウンテン(テプイ)を指す。
ギアナ高地は、ギアナ楯状地ともよばれ、ほぼ垂直に切り立ったテーブルマウンテンが数多く点在する。その数は、100を超えるといわれている。標高の高いテーブルマウンテンは、ギアナ高地内でもエセキボ川の西側に多くあり、ネブリナ(3014m)、ロライマ山(2810m)などがある。エセキボ川の東側のテーブルマウンテンは比較的小規模で標高は1000m以下のものが大多数を占める。
テーブルマウンテンの1つ、アウヤンテプイには、世界最大の落差を持つ瀑布、エンジェルフォールがある。
同じくテーブルマウンテンのひとつ、サリサリニャーマには、現在確認されているだけで8つの大穴が空いており、最大のものは直径・深さとも350mある。あまりの深さのために、鳥類(アブラヨタカなど)の往来を除いて穴の内部と外部はほぼ隔絶されており、独自の生態系を築いている。
ギアナ高地を形成している岩石は、主に20億年から14億年前の先カンブリア時代に堆積した砂岩や珪岩からなり、擬似カルストを呈し、巨大な縦穴の存在が知られている。
ギアナ(ガイアナ)は水の国という意味であり、その名の通り、年間4000mmを超える降水量がある。年間を通して北東からの貿易風が吹き込む。これがギアナ高地にぶつかり、周囲に大量の降水量をもたらす原因であると考えられている。乾季は12月から4月、雨季は5月から11月である。
ギアナ高地の入り口であるカナイマから、高さ979mもあるエンジェルフォールまでは60km近くあり、乾季の間は雨が降らないため水位が下がるため、エンジェルフォールのふもとまでボートで行くことが出来ない。
奥には高い山々がそびえ立つ…
劇中では、ドモンが滝壺に飛び込んで修行したり、ドモンとチボデーが闘っている最中に大雨が降ってきたり、デビルガンダム包囲網を突破するために、滝を破壊し洪水を起こしているので、彼らがギアナ高地にいた時期は、恐らく雨期であると思われます。
筆者がギアナ高地に来たのは、スケジュールの都合上乾季でした。
なので残念ながらエンジェルフォールは見ることは出来ず。
ガイドからもらった写真
これも
これはカナイマで写した写真
レインの言うとおり、空気はきれいでしたが、結構退屈でした…。
ちなみに…
ギアナ高地から香港まで約17000kmあります。
これはギアナ高地のほぼ反対側に香港があることを意味するので、宇宙に浮かぶビームロープから香港が見えるということはありません。ゴッドガンダムはマスターガンダムを倒したあと、ギアナ高地から香港まで5分ぐらいでたどり着きましたが、一体どんだけスピード出ていたんですかねえ…。
(恐るべきネオジャパンの科学技術)
16872km…
行き方
※”ギアナ高地”と言っても非常に広範囲なので、ここではその中心ともいえるカナイマ国立公園への行き方を説明します。
まずはベネズエラまで行きます。
カナイマは陸の孤島であるため、飛行機でないと行くことが出来ません。
カナイマ行きの飛行機は、首都カラカス、シウダードボリバル、プエルトオルダス、サンタエレナから飛んでいるらしいです。
カラカスは相当治安が悪いらしく、サンタエレナ便は不定期です。
かつてはシウダードボリバルから飛行機が就航していたらしいですが、詳細なことはわかりません。
筆者が2020年に行った限り、シウダードボリバル空港は閑散としており、ほとんど廃墟状態でした。
飛行ルート
私はシウダードボリバルから飛行機が出ていると思っていたので、とりあえずブラジル・マナウスからバス経由でシウダードボリバルまで行きましたが、 バスターミナルで出会ったツアーガイドに「今はシウダードボリバルからは飛行機は就航していない。」と言われたので、プエルトオルダスまで戻って飛行機に乗りました。
プエルトオルダス空港には何店か旅行代理店が開いていましたので、今はプエルトオルダスからカナイマに行く方が賢明だと思われます。とは言っても、この情報もいつまで続くかわかりません。それだけベネズエラは経済が混沌状態なのです。
ということでギアナ高地に行きたい人は、たくさん情報を集めて頑張ってください。
(いい加減なアドバイスでスミマセン…)
現地レポート記事の詳細はこちら ↓
【ベネズエラ】南米ベネズエラ06 ギアナ高地の玄関地、カナイマへ行く方法
【ベネズエラ】南米ベネズエラ07 独り占めのギアナ高地・カマイナを堪能する
次回
それでは、ガンダムファイト!レディィィィィィ ゴーーーーー!!
つづく
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