ガンダム聖地巡礼シリーズ 第40話 ギロチンが置かれる地、サグラダ・ファミリア

ガンダム聖地巡礼

「宇宙戦争と言ったって地球にまで来ちまうんだから…、研究せんと漁師もやっていけんのだよ、ニコル。」
「僕はニコルじゃないのに、ウッソなのに…」

 

お勧めの曲:Stand up to the Victory
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スペイン・バルセロナにある、建築家ガウディが設計した有名な世界遺産である、サグラダ・ファミリアは、機動戦士Vガンダム第12話『ギロチンを粉砕せよ』に登場する。

 

 

 

機動戦士Vガンダムとは
ストーリー
アムロとシャアが行方不明になってから60年後の宇宙世紀0153年を舞台に、サイド2に勃興したザンスカール帝国と抵抗組織リガ・ミリティアの戦いを描いている。
地球連邦政府の衰退とともに地球支配を離れ、独立の道を歩み始めたコロニーの独立国家が地球圏の支配を競い合う宇宙戦国時代。地球支配を企むザンスカール帝国(サイド2)は、マリア主義を掲げ地球侵攻を開始する。その戦闘に巻き込まれ、抵抗組織リガ・ミリティアで闘うことになる主人公ウッソ・エヴィンの物語。


制作事情
1986年の機動戦士ガンダムZZ以来となるTVアニメとしては4作目となるガンダムシリーズ。1993~1994年に放送。
『ガンダムZZ』以来、初の平成のTVシリーズとして再び新規層・子供向きを意識して制作されており(主人公の年齢が従来より若い13歳)、時代的にも『F91』から再び一世代近い未来となり、作品内容も過去の宇宙世紀作品の知識がなくてもあまり問題ないようになっている。
作品の世界観も、『F91』同様ニュータイプの概念がほとんど登場しなかったり、ガンダムシリーズでは初めて「物語の始まりが宇宙ではなく、地球を舞台にして始まる」作品となっている。

しかし作品の内容には、ギロチンによる処刑シーンがあるなど残酷な描写も多く、さらに後半に向けては、宗教戦争・民族紛争等の問題が色濃く反映されていった。当初の対象である低年齢層には受けず、一定以上の年齢層が中心客層となっていった。
この小学生層の支持獲得に失敗したことが大きな要因となり、次作として企画されていた「ポルカガンダム」は製作中止。結果としてそれまでの宇宙世紀シリーズとは全く異なる新シリーズである『機動武闘伝Gガンダム』への制作に繋がっていくことになる。

 

 

時代背景
本作は放送当時の「冷戦終結」「ビロード革命」「湾岸戦争」等世界情勢の影響を受けてか、宗教戦争や民族紛争の面が色濃く作品に反映されている。物語開始の舞台「ウーイッグ」も、1989年のビロード革命によって、当時共産主義体制が崩壊したばかりで民族紛争が勃発した旧チェコスロバキアのプラハという街がモデルになっている。現在でも現地では劇中同様の街並みを見ることができるほか、当時のチェコの人物名や地名にも「ヴァーツラフ」「マサリク」等、元になったとみられる名称が存在する。
(ニコニコ大百科より引用)

 

 


サグラダ・ファミリアとは
スペインが世界に誇る建築家アントニオ・ガウディの作品のひとつ。
スペインのバルセロナにあるカトリックの教会で、その独特なファルムが特徴。

 

1882年に着工が開始されたが、建築費用不足、複雑な装飾と失われた図面(ガウディは詳細な設計図を描かずに進めていた)などが原因で、当初は完成まで300年かかると言われていたが、観光客の増加による入場料によって建築費用が賄われ、また建築技術の発展によりガウディ没後100年に当たる2026年の完成を目指しているらしい。


ということで現在のサグラダ・ファミリアは建築中だが、劇中でちらっと映るサグラダ・ファミリアも一部が崩壊している。
いったん完成したものが、戦争によって壊されたのかもしれない。
あるいは、永遠に完成しない運命なのかも…。

 

 

 

 

 

 


サグラダ・ファミリアの前には公園があり、ギロチンを置けるだけのスペースは十分にある。
また、サグラダ・ファミリア周りには、小さなお店、飲食店、バーなどがたくさんあった(チョコレートパフェがあるかどうかは不明)。
おそらく宇宙世紀0153年頃にも、サグラダ・ファミリアの前ではバーがやっているのかもしれない。

 

 

 

 

 

 


行き方
とにかくスペイン・バルセロナまで行く。
バルセロナ・エルプラット空港からメトロのL9ラインに乗る。
Collbranc駅でL5ラインに乗り換えて、Sagrada Familia駅で降りる。所要時間50分ぐらい。

 

 

 

 

現地レポート記事の詳細はこちら ↓
【スペイン・ポルトガル】イベリア旅行10 バルセロナにてサグラダ・ファミリアとサッカー観戦

 

 

次回
「観て下さい!」

 


つづく

 

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