ガンダム聖地巡礼シリーズ 第41話 ジブラルタル攻防

ガンダム聖地巡礼

「これは人類全部の宝だってことを、あんただって知っているだろ!」

 

 

お勧めの曲: INFIX – WINNERS FOREVER
Youtubeリンク
 

 


イベリア半島の南東端に位置するジブラルタルは、宇宙世紀シリーズでは機動戦士Vガンダム 第13話『ジブラルタル空域』、第14話『ジブラルタル攻防』、そしてコズミックエラでは、機動戦士ガンダムSEED 第23話、ガンダムSEED Destinyの第35,36,37話に登場する。
宇宙世紀とコズミックエラでは、ジブラルタルの用途が異なっており、宇宙世紀においては宇宙に上がるためのシャトル発射場、コズミックエラにおいてはザフト軍の重要拠点として描かれている。

ちなみに、宇宙世紀、コズミックエラとは以下の通りです。

 

 宇宙世紀    … 機動戦士ガンダム、Zガンダム、逆襲のシャアなどの紀年法。
 コズミックエラ … 機動戦士ガンダムSEEDシリーズで展開される紀年法。

 

 

 

 

ジブラルタル(Gibraltar)は、イベリア半島の南東端に突き出した小半島。

現在において、このあたり一帯はもちろんスペインの領土なのだが、ここジブラルタル直径4kmの土地だけはイギリスの領土である。

ジブラルタル海峡を望む良港を持つため、地中海の出入口を抑える戦略的要衝の地、すなわち「地中海の鍵」として軍事上・海上交通上、重要視されてきた。現在もイギリス軍が駐屯する。

 

 

 

 

スペイン側を望む

 

滑走路

 

 

 

 

ザ・ロック

半島の大半を占める特徴的な岩山(ザ・ロック)は、古代より西への航海の果てにある「ヘラクレスの柱」の一つとして知られてきた。8世紀よりムーア人、レコンキスタ後はカスティーリャ王国、16世紀よりスペイン、18世紀よりイギリスの占領下にあるが、その領有権を巡り今もイギリスとスペインの間に争いがある。


地名の由来は、ジブラルタル海峡を渡ってイベリア半島を征服したウマイヤ朝の将軍であるタリク・イブン・ズィヤードにちなんでいる。アラビア語で「タリクの山」を意味するジャバル・アル・ターリク(ジブエル・アル・タリク)が転訛したものであるらしい。ジブラルタルの英語発音は「ジブロールタ(ァ)」なので、かなり無理があるが…。

 

 

生命保険会社で有名な「ジブラルタ生命」の社名、およびロゴマーク(プレデンシャル・ファイナンシャルグループ)の「ジブラルタ・ロック」は、ジブラルタル海峡にある岩山をデザインしたもので、“As safe as the Rock”(ジブラルタ・ロックのように安心)という諺をイメージしているらしい。

 

 

 

 

 

 


 

 


Vガンダムにおいては、正確には”アーティ・ジブラルタル”という名称で登場し、宇宙引越公社のヨーロッパ支局がある。マスドライバー建設のために、旧ジブラルタル付近を埋め立てて造成されたらしい。具体的な位置は記されていないが、恐らくこの岩山、通称「ザ・ロック」ではないだろうか。
この岩の中は鍾乳洞があり空洞になっている箇所が多いので、建設しようと思えば建設できるかもしれない。

 

内部はコンサート会場になっています

 


なお、このアーティ・ジブラルタルにおいて、リガ・ミリティアとイエロージャケットが交戦し、シュラク隊のマヘリアとケイトが戦死した。

 

 

 


模型だとこんな感じ
 

 

ジブラルタル海峡
ジブラルタル海峡とは、ヨーロッパ大陸とアフリカ大陸を隔てる海峡。
ジブラルタル海峡は、北はイベリア半島のスペイン、およびイギリス領ジブラルタル、南はモロッコであり、西の大西洋と東の地中海をつなぐ出入り口としても軍事上・海上交通上、古代から現代に至り、極めて重要な位置を占めてきた。幅は、イベリア半島最南端のタリファ岬からモロッコのアルカサル・エ・セリルまでが最も狭く14キロメートル、西端のトラファルガー岬~スパルテル岬の間が最も広く45キロメートルとなる。
 

 

 

 

位置的には多分この辺(海の向こうがアフリカ大陸)

 

 

ちなみに筆者が初めて『ジブラルタル海峡』という名前を知ったのは、「風雲!たけし城」というテレビ番組から。

 

 

機動戦士ガンダムSEEDでは、ヨーロッパ南部イベリア半島の最南端に位置するザフトの重要拠点として描かれている。「ザ・ロック」は全く出てこず、ジブラルタル海峡に海上軍事基地を建設し、ここを起点に部隊を編成しているようである。ここは反プラント派のユーラシア連邦と親プラント派のアフリカ共同体の間にあり、ヨーロッパとアフリカ両方に睨みを効かせている。

 

 

その他、私の記憶が確かであれば、以下のような出来事があったと思う。
 ・地球に降下したイザーク、ディアッカやバルトフェルトの残存部隊がここに集結した。
 ・デスティ二ーガンダムやレジェンドガンダムが渡された。
 ・アスラン・ザラ、メイリン・ホークが脱走した。

確かにガンダムSEEDにおいても、かなり重要なエピソードが多いところのようだ。

 

 


ジブラルタルへの行き方

スペイン経由
まずはアルヘシラスという町に行きます。
そこのバスターミナルから、ラ・リネアという国境の町へ向かうバスがあるのでそれに乗ります。
バスは30分おきに運行しており、所要時間40分。片道2.45ユーロ(2018年現在)。

イギリス経由
どうやらイギリスの海外領土というだけあって、英国航空会社のブリティッシュエアウェイズ、イージージェットがロンドン~ジブラルタル間を就航しているようです(2019年現在)。詳細は各自でよろしくお願いします。
なおWikipediaによれば、このジブラルタル国際空港は、パイロットが選ぶ危険な空港でヨーロッパの1位に選ばれているらしいです。
(ベスパに撃墜されるかもしれないから?)

 

 

 

現地レポート記事の詳細はこちら ↓
【スペイン・ポルトガル】イベリア旅行07 国境の町アルヘシラスと英国領ジブラルタル

 

 

次回
「観て下さい!」
 

つづく

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました