ガンダム聖地巡礼シリーズ 第51話 ガンダムビルドリアルで登場する秘境駅、奥大井湖上!

ガンダム聖地巡礼

「行くぞ!」

 

 

お勧めの曲:月詠み「新世界から」
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始めに
今回は「ガンダムビルドリアル」という作品に関する説明になります。「ガンダムビルドリアル」は簡単に言えば、「ガンダムビルドファイターズ」シリーズの実写版と言ったところです。


そもそもガンダムはアニメ作品なので、実写版と呼べるものはほとんどないです。
私の記憶だと恐らく本作で3本目だと思います。

1作目:プレイステーションソフト 「GUNDAM 0079 ~THE WAR FOR EARTH~」
2作目:映画 「G-SAVIOUR」
※ともに黒歴史か…

 


演出について
アニメのガンダムビルドファイターズなどでは東静岡駅の駅前などがもろに描かれていましたが、ガンダムビルドリアルの描写ではそのような演出はなく、『モビルスーツ(ガンプラ)が戦う場所が、静岡県の有名な観光地』という演出がされていました。

ちなみに私が調べた限り、ロケ地は以下の通りです。
 ・静岡県沼津市戸田
 ・大井川鐵道井川線 奥大井湖上駅
 ・掛川城
 ・清水エスパルス エコパスタジアム
 ・浜名湖パルパル
 ・そして、新浦安TKビルディング!?(千葉県)


全部行くのは大変なので、奥大井湖上駅、掛川城、戸田に行きました。
それぞれ順に紹介していきたいと思います。




大井川鐵道 奥大井湖上駅
大井川鐵道井川線に存在する奥大井湖上駅は、「ガンダムビルドリアル」の第1話「再会」に登場します。非常にきれいな景色の中、この細い鉄橋の上でガンダムとユニコーンガンダムがガンプラバトルを行います。



 



この橋の上で戦います。

 

 


駅のホーム

 


駅の上におしゃれな喫茶店があります。

 

 


大井川鐵道井川線は日本で唯一のアプト式鉄道を行っています。

 

行き方
1.JR金谷駅に行く
2.金谷駅から大井川鐵道に乗り千頭駅に行く。
3.千頭駅から井川線に乗り、奥大井湖上駅で下車。あるいは千頭駅からバスに乗り、湖上入口で下車。
※列車の本数が非常に少ないので、下記の時刻表を見て十分に注意してください。

 

大井川鐵道 時刻表HP
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掛川城
掛川城は、室町時代中期の文明(1469年 – 1487年)年間に築城されたと伝えられている。
戦国時代に入って今川家、徳川家が城代を務めたあと、1590年(天正18年)に徳川家康が東海から関東に移封されると、掛川城には豊臣秀吉の直臣であった山内一豊がで入った。一豊は掛川城の大幅な拡張を実施し、石垣・瓦葺の建築物・天守など近世城郭としての体裁を整えた城郭とした。
1600年(慶長5年)の関ヶ原の戦いの後、山内一豊は土佐一国を与えられて高知城に移転した。その後、掛川城には多くの譜代大名が入ったが、最終的には太田氏が入り、何度か城の修築も行われている。

1994年(平成6年)4月 天守が再建された。再建された天守は木造であり、日本初の木造復元天守である。市民や地元企業などから10億円の募金を集めて、戦後初となる木造による天守を再建し、掛川のシンボルとなっている。
この天守を再建するに際しては、山内一豊が掛川城の天守と同様の姿に建てさせたとされる高知城の天守を参考にしてそれに近い構造とし、壁は白漆喰で塗り固められている。
復元する上で参考とした、現存の高知城天守は江戸時代末期の再建であり創建当初のものではないと指摘されるが、創建当初の天守を忠実に復興したとされるため、一豊創建時の姿に近いものであると考えられている。
wikipedia

 

つまり、山内一豊は高知城を築城する際に、掛川城の天守閣を参考にしており、現代人が掛川城を再建する際には高知城を参考にしていたということですね。

 


掛川城 ここでシャア専用ザクが戦っていました。

 

行き方
1.JR掛川駅から徒歩10分

 

 

戸田
「へだ」と読みます。
伊豆半島の西側、沼津から南下した辺りに位置しており、駿河湾に面しています。
駿河湾はマリアナ海溝に近いということもあり、駿河湾近郊でも非常に海が深い。
時期によっては(10月ごろから)戸田の食堂では深海魚を食べることも出来ます。
詳細はこちら。

戸田観光協会
リンク

 

 

 

 

 

 

 


天気の良い日、または雲がない時は奥に富士山が見えます。

 

戸田へのアクセス
戸田へのアクセスは非常に悪いです。基本は車での移動になります。

交通機関を利用する場合は、伊豆箱根鉄道で修繕時駅まで行き、そこからバスに乗る。
修善寺からは1日7本。 片道1200円
ちなみに沼津からは1日1本のみ。しかも17:50発。日帰りは無理です。
詳細はこちらを参考。

東海バス
リンク

 



私の感想
個人的には新しいジャンルに挑戦するという行為は、非常に大切で素晴らしいことだと思うので、このガンダムビルドリアルという作品も素晴らしいと思っています。

観ていて気になったところは、”今後このような世界が本当に来るのかどうか”ということ。今の世の中でも、
 ゲームをすることでお金を稼ぐ”プロゲーマー”、
 ガンプラを製作することを生業とする”プロモデラー”、
 動画配信サービス”Youtube”、
 製作したガンプラをスキャンする”3Dスキャン”

が既に存在しているわけだから、これがもっとビジネス化すれば、近いうちにガンダムビルドリアルのような世界が現実化し、それを生業とする人たちが現れるのでは?と思っています。


実際に作中にあった、「自分のスキルアップの為に別のチームに移籍する」とか、「プラモデル(武器)の制作に全てを賭けているモデラー」みたいな人も、将来的にあり得るのかなと思っています。勿論そのためには世間がガンプラに価値を見出し、ガンプラビジネスがもっともっと大きくなる必要があるとは思いますが…
(とはいうものの、プールがある別荘みたいなところで真剣にガンプラを製作するのもどうかとは思いますが…)

 

もし続編をやるのであれば、個人的には以下のような場所で戦ってほしいですね。
 ・熱海:温泉街バトル。
 ・三保の松原:世界遺産・富士山をバックに戦闘。
 ・駿河湾:静岡県が誇る日本一の深海である駿河湾での深海バトル(アッガイとか)。
 ・静岡県にあるお城でトーナメントを行う(キン肉マンの王位争奪戦みたいな感じで)。
  掛川城、駿府城、浜松城、熱海城で出来そうな気もする。
  ※熱海城は実在しないお城なんですが…。

 

 

次回
「第二話へ続く!」

 

つづく

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