ボロブドゥール遺跡より
インドネシア旅行記の第2弾です。
前回のつづき
2013年4月26日
列車は定刻通り、午前4:22にジョグジャカルタ駅に到着。
駅を降りたが、辺りは真っ暗で何も見えない。
ジョグジャカルタでの滞在期間は3日間。
行きたいところはボロブドゥール、プランバナン、そしてスラカルタ(ソロ)にあるスクー遺跡とチェト遺跡。
早速ゲストハウスに行き、一眠りしてから旅行代理店に行って情報収集でもしようかなと考えていた。
ちなみにジョグジャカルタの略称は”ジョグジャ”と言います。現地人も普通にそう呼んでいました。
さて、あたりは真っ暗でよくわからなかったので、仕方がなく近くにいたタクシーの運転手に、
「安いゲストハウスがあるあたりに連れてって。」
と言って連れて行ってもらった。
数分でゲストハウス街に到着。全然たいした距離じゃなかった。
時刻は4:50。
『今から適当なゲストハウスを探してチェックインするか。』
と思いながら歩いていると、近くでバンが出発準備をしていたので話しかけてみた。
私 :「何をしているんですか?」
現地人:「これからボロブドゥール、プランバナンのツアーなんだよ。あんたも行く?」
私 :「でもまだゲストハウスのチェックインもしていないし、バックパックもあるし…。」
現地人:「そんなもの戻ってきてからやればいいよ。荷物もトランクに積んでおけばいい。」
私 :「…」
ということで、速攻ツアーに参加することにした。
こういう柔軟性のあるところが、東南アジアの国々の好きなところだ。
ということでいきなりボロブドゥール、プランバナンツアーに参加。
ちなみに料金は440,000ルピア(約4400円)でした。
地図
ボロブドゥール
ボロブドゥール遺跡(Borobudur)は、インドネシアのジャワ島中部のケドゥ盆地に所在する大規模な仏教遺跡で世界的な石造遺跡。
世界最大級の仏教寺院であり、「ボロブドゥール寺院遺跡群」の一部としてユネスコの世界遺産に登録されている。
ボロブドゥール遺跡は、中部ジャワの中心都市ジョグジャカルタの北西約42km、巨大なムラピ火山などの山々に囲まれた平原の中央に立地する。
遺跡総面積はおよそ1.5万m2。高さはもともと42mあったが、現在は破損して33.5mになっている。
シャイレーンドラ朝の時代、大乗仏教を奉じていたシャイレーンドラ王家によって、ダルマトゥンガ王治下の780年頃から建造が開始され、792年頃に一応の完成をみたと考えられ、サマラトゥンガ王(位812年-832年)のときに増築されている。
wikipediaより
ボロブドゥールには早朝6時に到着。2時間後に出口で待ち合わせということで、敷内は自由行動。
早朝6時だったが非常に蒸し暑く、汗がダラダラ出てきた。
6時でも非常に明るく、しかも朝靄がまだ残っているという状況で、非常にいい景色だった。
頭部が切り落とされている仏像もあります。
出口には土産売り場があります
食べた朝食
ボロブドゥール寺院
朝食をとった後、プランバナン寺院に行きました。
プランバナン
プランバナン寺院群(Candi Prambanan)は、インドネシアのジャワ島中部にあるヒンドゥー教の遺跡で、ユネスコの世界遺産(文化遺産)の一つ。
寺院群のうち中心的存在であるプラバナン寺院は古マタラム王国のバリトゥン王(在位898年~910年)による建立と言われる。古マタラムの王宮もこのあたりにあったと考えられているが、伝染病が流行り10世紀ごろ遷都した。のちの1549年の地震で遺跡のほとんどが崩壊した。しばらく忘れ去られていたが、1937年から遺産の修復作業が行われている。プランバナン寺院群はヒンドゥー教の遺跡としてはインドネシア最大級で、仏教遺跡のボロブドゥール寺院遺跡群と共にジャワの建築の最高傑作の一つとされる。
2006年5月27日に起きたジャワ島中部地震で甚大な被害を受けた。
インドネシア政府の要請で日本から調査団が派遣され、修復作業が開始された。
2009年6月現在、チャンディ・ナンディとチャンディ・ガルーダの修復がようやく完了したのみで、全体の修復については目処すら立っていないようだ。
wikipediaより
プランバナン寺院
ツアーは午前中で終わりました。
ツアー代金を払って、3日分の安宿の代金を払って、適当に食事しました。
安宿街
そのあと旅行代理店に行って、翌日のディエン高原の予約をした。
170,000ルピア(約1700円)。
ふと財布を見ると残りが少なくなってきていた。
ということでATMに行って、お金を引き出すことに。
ATMに行き、表示言語を英語に設定してお金を引き出す。
するとエラーが出てクレジットカードが返ってきた。
「???」
何でかな?パスワードは間違っていないはずなのに…。
別のATMで試したり、別のクレジットカードで試したりもしたが、お金を引き出すことは出来なかった。
「まあ、翌日引き落とせばいいかな。」
ということで、夕食を食べて翌日に備えて早めに寝ることにしました。
この日食べた料理
つづく
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