世界的に有名な建築家、ジェフリー・バワによって設計された国会議事堂
2015/5/9
スリランカ最終日である。
先日保険会社に電話したが、ツアーガイドに金品を盗まれたことはショックだった。
ということでモチベーションは過去最低である・・・。しかし最終日なので気合を入れる。
ちなみに今日したいことは、次の三つ。
1.スリジャヤワルダナプラコッテに行く。
2.警察に行く。
3.コロンボの有名スポットに行く。
ということで朝一でホテルをチェックアウトし、”スリジャヤワルダナプラコッテ”へ向かった。
荷物はホテルで預かってもらった。
スリジャヤワルダナプラコッテとは、スリランカの首都だが、町の中心はコロンボであり、ここには特に何もないらしい。
ちなみに私が”スリジャヤワルダナプラコッテ”という単語を覚えたのは、子供の頃、嘉門達夫のCDを聞いていたから。彼の”バルセロナ”というアルバムの中に、「学問」という歌があり、そこに出てくる。
また学校の地理の授業で、色んな国の首都を覚えるという授業があり、その時に非常に長い首都名ということで、”スリジャヤワルダナプラコッテ”は非常に有名だった。
(ちなみに世界一長い首都名を持つ国は、タイ王国らしいです。理由は調べてみてください。)
コロンボとスリジャヤワルダナプラコッテ
とまあ、そういう思い入れのある都市である。
ということでスリジャヤワルダナプラコッテに行くことにした。
スリジャヤワルダナプラコッテの行き方
「地球の歩き方」には、セントラルバスターミナルから、170、152のバスで行くと書いてあるが、その番号のバスが見つからない。
仕方がないから、Informationでスリジャヤワルダナプラコッテ行のバスを聞く。
「103」と言われたので、103番のバスを探した。
こういうバス
しばらくして103番のバスを見つけたので、乗る間際に「スリジャヤワルダナプラコッテに行くか?」と聞いたら、「行かない」と言われた。
仕方がないから、バスが頻繁に行き来しているところで、170,152番のバスを探すことにした。
この辺
10分ぐらい待っていると、ようやく170番のバスが来た!運転手はどうやら私に気が付いていない。
ということで「飛び乗った!」
運転手に「スリジャヤワルダナプラコッテに行くか?」と聞いたら、「行くよ」と言われた。
これで一応一安心だ。お金を払った。日本円にして約20円である。安い。
バスの中
とは言っても、スリジャヤワルダナプラコッテは終着ではないので、どこかで降りないといけない。
“地球の歩き方”には付近の地図があり、こう書いてあるだけだった。
乗車時間 約45分。
ということで乗車した時の時間を測る。午前9:00である。
また地図から判断する限り、停留所までは、
十字路 → 十字路 → 十字路 → 川 → 十字路 → 踏切 → 十字路 → 川 → 十字路 → 川 → Y字路
らしい。
ということで、それだけを意識して窓から景色を眺めていた。
途中の踏切り
乗車して45分後ぐらい経過したところ、ちょうどY字路に来た。
「ここだ!」と思い、バスを降りた。
確かに案内掲示には”parliament(国会議事堂)”と書いてある。
この辺
parliament
バス停留所から道なりに歩いて約15分、いかにも”厳重警備”みたいなところに到着した。
警備の人に「何しに来たんだ?」と話しかけられたので、「国会議事堂を見に来た」と答えた。
しかし中に入れてもらえなかった(まあ当然だが…)。
このような直線を20分ほど歩く。
ということで、道なりに国会議事堂の前を歩いてみることにした。
入り口
何かの慰霊碑
この辺にあるのは本当にこれだけ。首都といえども、結構寂しい。
この後、バス停留所まえのマクドナルドで食事をして、コロンボ・フォート行のバスに乗った。
ツーリストポリスに行く
大分コロンボの中心に戻ってきたところで、バスを降りた。ツーリストポリスに行くためである。
何となく下車したところから代替30分ほど歩いて、ツーリストポリスに到着した。
オフィスには一人の男性がいたので話しかけた。
「ウォークマンと金が盗まれたので被害証明書出してください」
すると「今日いきなりは出来ないよ」と言われた。
「それじゃ困る。私はその書類を日本に持って帰って保険会社に提出しないといけない」
と言ったら、なるほど、と言われた。
ということで事情徴収が始まった。
(どこで何をしているときに盗まれたのか、どうしてもっと早く連絡しないんだ?など。レンタカーの写真を撮っていたので、ナンバーも教えてあげた。)
なんかそういうことをしているうちに、どんどん虚しくなってきた。
(そもそも私が一瞬たりとも油断したのが駄目だったんだな…)(´・ω・`)
天気も小雨が降っており、煮え切らなかった。
被害報告書を書いてもらった。
「コピーをもらえないか」とお願いしたが、「これはだめだ。後日本部から連絡があると思うので、その報告書をメールで送付するよ」と言われた。
※その後
結局、警察から返事は来ませんでした。スリランカの警察最低です。
しかし保険会社が現地から電話してきたということで、被害報告書無しで補償手続きに対応してくれました。
このあとコロンボ・フォートに戻った後、適当にマーケットでぶらぶらした。
まだ出発の時間にはなっていなかったが、雨が降っていたし、モチベーションも下がっていたので、さっさとホテルに戻って荷物を回収し、相乗りバンで空港に向かった。
最後に写した町並みの写真
特に欲しいものはなかったが、記念にこんなのを買ってみた。
帰りの飛行機
空港には18時ごろついた。これから出発の23:30まで、約5時間ある。
長い時間だったが、適当にぷらぷらしてたら経過していった。
飛行機に乗った。今回はヘッドフォンが壊れていなくてよかった。
私が飛行機で見た映画はこれ。
「バンクーバーの朝日」
あらすじ
出稼ぎでカナダに行った日本人が、現地での差別などに耐えながら野球チームを作り、日系移民たちに勇気や希望をもたらす、というような話。
ネットで調べたらあまり評判は良くなかったが、私個人としては結構面白かった。
(会話の大半は日本語だったし…)
ということで無事成田空港へ到着した。さらばスリランカ。
終わり
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