ゴールの海岸にて
2015/5/8
列車は午前4時過ぎにコロンボ・フォート駅に到着した。
ちょっとピンぼけ
辺りは真っ暗。
…
列車を予約した時からわかってはいたが、こんな朝早くからどうしたらいいんだ??
(これしか列車がなかったので、仕方なかったのだが…)
少し雨が降っている。
とにかく駅前で突っ立っていた・・・。
何度かトゥクトゥクのおっさんが話しかけてきたが無視した。
1時間経過・・・。
ボケ~としていても仕方ないので、ホテルを探すことにした。
ホテルはコロンボフォート駅から5kmほど離れたところにたくさんあり、そっちの方が繁華街なのだが、駅前の方が何かと交通の便がいいので、駅前のホテルに泊まりたかった。
実際コロンボフォートの駅前には安宿がたくさんある。
数件聞いて回ったのだが、どこも「満室」と言われた。そりゃあ普通そうだろう。午前5時半に出て行く人なんてそうそういない。
またチェックイン、チェックアウトが24時間制なので、今チェックインしてしまうと、次の日の午前5時半にチェックアウトしなければならなくなる。
仕方がないから、また駅に戻った。
ちょっと夜が明けてきた。
時間は午前6時を回ったところだった。
!!
よく見ると、駅のリザベーションオフィスが開いているではないか!
中はエアコンが聞いていて、チケットを買う為に並んでいる人もいる。
確か私も1週間前に同じことをしていたなあ・・・。
座席があったので、座って寝てた。
・・・
1時間ほどすると客がいなくなったのか、駅員が「どこへ行きたいんだ?」と話しかけてきた。
”「出て行け」ってことだな”と認識した私は、リザベーションオフィスから出た。
この日はスリランカ南部のゴール(またはガラ)、という町に行くことにしていた。
列車の出発時間は8:30なので、それまでにホテルが取れればホテルに荷物を預け、もし無理な場合は、荷物を駅のクロークルーム(荷物預かり所)に預ける予定でいた。
時間が8時になったので、もう一度さっき見て回ったホテルに空き部屋があるかどうか、確認しに行った。
すると一箇所だけ空きがあった。
とても綺麗とはいえないが、1泊約2000円ほどだったのでそこに泊まることにした。
急いで準備をして、再びコロンボ・フォート駅に戻り、切符を買って列車に乗った。
ゴール
ゴールは、首都圏のコロンボより南に119kmの距離にあるスリランカ最南端の主要都市。
ヨーロッパ人が南アジアや東南アジアに建設した城塞都市の典型的な例であり、ヨーロッパ建築と南アジア地域の伝統が混在している。ゴール城壁はヨーロッパの支配者により建設され、現在も残る城壁の中ではアジア最長である。その歴史的な旧市街地区は「ゴールの旧市街と要塞」の名でユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。
一通り歩いてみて回った。小さな町だった。
それにしても暑い・・・。
ゴールの町並み
お土産屋
海岸
フォート
マースク
帰りの列車は15:30だったので、15時ぐらいに駅に行った。
列車が入線し、定刻どおりに出発した。
帰りは進行方向左側の席に座り、沈む夕日をずっと見ていた。
コロンボに向けて
18時過ぎにコロンボ・フォート駅に到着した。
この後マーケットを見て回り、夕食を食べてホテルに戻った。
ホテルで保険会社に電話し、盗難に遭ったことを伝えた。これで何とかなるだろう。たぶん…。
次の日の準備をしてさっさと寝た。
つづく
コメント