【スリランカ】スリランカ紀行04 スリランカ中部のどこかにて

スリランカ

テーブルセッティング

 

 

2015年5月5日

朝7時ごろ起床。



誰も起きてこない。
適当に辺りをぶらぶらするが、そもそも何もないので何もすることが無い。



結局ボケーとしながら2時間ほど経過…

9時ごろ、ようやくみんなが起きてきた。
そこから食事をして、ダラダラ準備をして、午前11時ごろにようやく出発。
のんびりも悪くないが、のんびり過ぎるのは性に合わない。

この家族と、どっかからやってきた子供たちを連れて…
ちなみにレンタカーは、ここに置いておいて、みんなはトラックの荷台に乗って移動。

 



ということでみんなで向かった場所は、

 

 


正直、どこなのかよくわからない…

 


どっかの寺に行った。仏教の教えが伝わったと言われる、スリランカ人にとってはありがたい所らしい。
いろいろと説明してくれたが、仏教徒じゃないからその良さが全く伝わらなかった。

ありがたいことが書かれているらしい…

 

 

その様なこともあり、何か全然面白くない。
というより、私の意向を無視して、その家族が行きたいところばっかり訪れているではないか!

何かこの2日間全然面白くない。
無駄に貴重な時が過ぎて行っているようだ。
このままどんどん時間が過ぎていくのだろうか。
本当にヒッカドゥワでダイビングしてくれるのだろうか…。

私はどんどん不安になってきたので、ブローに聞いてみた。

オレ「いろいろと連れて行ってくれるのはありがたいんだが、私は世界遺産に興味があるからそういうものが見たいんだが…」

「世界遺産ってどういうもの?」

オレ「アヌラーダプラ(スリランカ最古の都で、ここからスリランカ全土に仏教が広った)など。」

「ああ、あんな物は価値がないよ。ただ古いだけ。俺がもっとすごいのを見せてやるよ。」

オレ「シギリアロックは?」

「あれはただの岩だ。あまり価値がないよ。」

オレ「( ゚Д゚)ハア?」「じゃあ、ダイビングは?本当にヒッカドゥワに行ってダイビング出来るのか?」

「出来る出来る。心配するな。」

みたいな会話が続いた。
この会話が終わった後、どんどんブローが疑わしくなってきた。

 


この日見たゾウ

 

 

しばらく一人で考えた。
「…」
結果、ツアーは明日で止めてもらうことにした。
ということで、その旨をブローに伝えに行った。

ブローは「わかった」と言ったあと、執事を通して私にこう言ってきた。
「キャンセル料として追加でルピー(約6000円)払ってもらう」

「( ゚Д゚)ハア?」「意味が分からない。そんなもの払わないからな!」と言ったあとで、みんなで元の場所へ戻った。

 

もう暫くすると、何やら遺跡っぽい建物の前を通った。どうやらこれがポロンナルワ遺跡らしい。

見たいと思ったが、お金を持っていなかった。

ブローに「今お金持っていないから貸して。」と言ったが貸してくれなかった。

ということで、結局この施設の中にも入れなかった…。全く何をしにスリランカに来たんだか…。

 

 

ちなみに途中でタイヤがパンクしました…

 

 

パンクを直した後、しばらくすると、再びトラックが停止。

今度は別の子供が、車酔いして食べ物を戻したようだ。

 

「…」

 

気分最悪の中、ようやく元の出発地点に戻った。

 

 


元の場所に戻ってきてしばらくすると、
「洗濯物と着替えを用意しろ」
と言われたので、用意した。みんなそうしていた。

そしてみんなでトラックに乗り込んで、湖に行った。

どうやらここで洗濯、および自分の体を洗うらしい。

「…それで本当に”綺麗になる”のか…」
と思っていたが、他にどうすることも出来なかったので、割り切ってやった。
まあ、”郷に入っては郷に従え”というやつである。

 

この湖で体を洗いました…

 


そのようなことをしているうちに日が暮れてきた。
一軒家に戻ると、女性陣が夕食の用意をしてくれていた。

皆で食事を楽しんだが、早くこの場を抜け出したかったので、個人的にはあまり面白くなかった。


その夜—————-

 

食事が終わってみんなで話をしていると、
ブローが「これからハンティングに行くぞ!」と言った。
どうやら知り合いの元スリランカ軍の友人を呼んできたようだ。
ということでもう一人連れて、4人でハンティングに行った。

小さいトラックに乗って、みんなで真っ暗なジャングルへ向かった。
周りは何も見えない、ということで、ブローと元スリランカ軍の友人の二人で更に奥地に向かっていき、
私ともう一人のスリランカ人は、トラックで彼らの帰りを待つことにした。

30分ほど待っていると、ジャングルの中から銃声が聞こえた。
そしてしばらくして彼らが獲物を取って返ってきた。

 

 

「とったど―!」みたいなことを言ってきた。野ウサギである。
皆で大喜びして家に戻った。

おばちゃんに解体、そして調理をしてもらい、みんなで食べた。
一応明日で皆とはお別れするつもりだし、今日も疲れたのでこの後さっさと寝た。

 


つづく

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