テーブルセッティング
2015年5月5日
朝7時ごろ起床。
…
誰も起きてこない。
適当に辺りをぶらぶらするが、そもそも何もないので何もすることが無い。
…
結局ボケーとしながら2時間ほど経過…
9時ごろ、ようやくみんなが起きてきた。
そこから食事をして、ダラダラ準備をして、午前11時ごろにようやく出発。
のんびりも悪くないが、のんびり過ぎるのは性に合わない。
この家族と、どっかからやってきた子供たちを連れて…
ちなみにレンタカーは、ここに置いておいて、みんなはトラックの荷台に乗って移動。
…
どっかの寺に行った。仏教の教えが伝わったと言われる、スリランカ人にとってはありがたい所らしい。
いろいろと説明してくれたが、仏教徒じゃないからその良さが全く伝わらなかった。
ありがたいことが書かれているらしい…
その様なこともあり、何か全然面白くない。
というより、私の意向を無視して、その家族が行きたいところばっかり訪れているではないか!
何かこの2日間全然面白くない。
無駄に貴重な時が過ぎて行っているようだ。
このままどんどん時間が過ぎていくのだろうか。
本当にヒッカドゥワでダイビングしてくれるのだろうか…。
私はどんどん不安になってきたので、ブローに聞いてみた。
オレ「いろいろと連れて行ってくれるのはありがたいんだが、私は世界遺産に興味があるからそういうものが見たいんだが…」
「世界遺産ってどういうもの?」
オレ「アヌラーダプラ(スリランカ最古の都で、ここからスリランカ全土に仏教が広った)など。」
「ああ、あんな物は価値がないよ。ただ古いだけ。俺がもっとすごいのを見せてやるよ。」
オレ「シギリアロックは?」
「あれはただの岩だ。あまり価値がないよ。」
オレ「( ゚Д゚)ハア?」「じゃあ、ダイビングは?本当にヒッカドゥワに行ってダイビング出来るのか?」
「出来る出来る。心配するな。」
みたいな会話が続いた。
この会話が終わった後、どんどんブローが疑わしくなってきた。
この日見たゾウ
しばらく一人で考えた。
「…」
結果、ツアーは明日で止めてもらうことにした。
ということで、その旨をブローに伝えに行った。
ブローは「わかった」と言ったあと、執事を通して私にこう言ってきた。
「キャンセル料として追加でルピー(約6000円)払ってもらう」
「( ゚Д゚)ハア?」「意味が分からない。そんなもの払わないからな!」と言ったあとで、みんなで元の場所へ戻った。
もう暫くすると、何やら遺跡っぽい建物の前を通った。どうやらこれがポロンナルワ遺跡らしい。
見たいと思ったが、お金を持っていなかった。
ブローに「今お金持っていないから貸して。」と言ったが貸してくれなかった。
ということで、結局この施設の中にも入れなかった…。全く何をしにスリランカに来たんだか…。
ちなみに途中でタイヤがパンクしました…
パンクを直した後、しばらくすると、再びトラックが停止。
今度は別の子供が、車酔いして食べ物を戻したようだ。
「…」
気分最悪の中、ようやく元の出発地点に戻った。
元の場所に戻ってきてしばらくすると、
「洗濯物と着替えを用意しろ」
と言われたので、用意した。みんなそうしていた。
そしてみんなでトラックに乗り込んで、湖に行った。
どうやらここで洗濯、および自分の体を洗うらしい。
「…それで本当に”綺麗になる”のか…」
と思っていたが、他にどうすることも出来なかったので、割り切ってやった。
まあ、”郷に入っては郷に従え”というやつである。
この湖で体を洗いました…
そのようなことをしているうちに日が暮れてきた。
一軒家に戻ると、女性陣が夕食の用意をしてくれていた。
皆で食事を楽しんだが、早くこの場を抜け出したかったので、個人的にはあまり面白くなかった。
その夜—————-
食事が終わってみんなで話をしていると、
ブローが「これからハンティングに行くぞ!」と言った。
どうやら知り合いの元スリランカ軍の友人を呼んできたようだ。
ということでもう一人連れて、4人でハンティングに行った。
小さいトラックに乗って、みんなで真っ暗なジャングルへ向かった。
周りは何も見えない、ということで、ブローと元スリランカ軍の友人の二人で更に奥地に向かっていき、
私ともう一人のスリランカ人は、トラックで彼らの帰りを待つことにした。
30分ほど待っていると、ジャングルの中から銃声が聞こえた。
そしてしばらくして彼らが獲物を取って返ってきた。
「とったど―!」みたいなことを言ってきた。野ウサギである。
皆で大喜びして家に戻った。
おばちゃんに解体、そして調理をしてもらい、みんなで食べた。
一応明日で皆とはお別れするつもりだし、今日も疲れたのでこの後さっさと寝た。
つづく
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