烏山頭水庫
※当時のレート 1TWD ≒ 3.5円
2018年3月23日
午前10:20頃
■隆田(ロンティエン)
まずは腹ごしらえ。駅前にある食堂で適当に食べた。
次にタクシー乗り場に行く。頑張って「烏山頭(ウーシャントウ)」と何回か発音したが通じず。
”烏山頭”という文字を見せるとようやくわかってくれた。
おばちゃんが現れ、
「烏山頭ダムまで行って帰ってくるまでで800円ね。」
みたいな内容のことを中国語、英語、日本語を交えて言ってきたので、よくわからんまま頷いた。
(800円じゃなくて800元(ユェン)か?恐らく800台湾ドルのことを言っているのだろう…)
800TWDというのはインターネットで調べた通りだった。恐らく固定相場なんだろう。
食事したところ
烏山頭水庫
台湾では有名な観光地の一つらしい。大きな駐車場があり、台湾人観光客がたくさんいた。
ダムの他に、八田與一氏と日台友好を飾った小さな博物館、八田與一氏の銅像、そして少し離れたところには八田路というところがあり、そこには八田與一氏の居住区が再現されていた。
八田與一とは?
日本統治時代の台湾で、農業水利事業に大きな貢献をした人物。日本よりも台湾での知名度のほうが高く、中学生向け教科書にも彼の業績が詳しく紹介されているらしい。
台湾南部の嘉義から台南まで広がる嘉南平野にダムとさまざまな給水路を造り、15万ヘクタール近くの土地を肥沃にし、農家の暮らしを豊かにした。
烏山頭ダムでは八田與一の命日である5月8日には慰霊祭が行われている。
Wikipedia
八田與一氏の像
なお非常に残念なことに、この銅像は2017年に心もとない人に破壊されたため、それを防ぐために近づけないようになっていた。
こんな感じ
個人的な感想
八田與一氏をはじめ、台湾に赴任し人生を全うできた人はよかったと思う。
なぜなら当時、八田氏と同じように高い志を持って某国に赴任し、その某国の発展のために尽力した日本人も沢山いたと思うが、そんな日本人の行為をありがたいと思わず、むしろ迷惑だと勘違いしている民族もいるわけだから…。
全てを見て回るのに大体90分ぐらいかかった。
もう少し時間がかかったとしても2時間ぐらいで全て回ることが出来ると思う。
全て見終わると隆田(ロンティエン)駅まで送ってもらい、それでおしまい。
八田路
■高雄(カオシュン)~枋寮(ファンリャオ)
隆田(ロンティエン)から高雄(カオシュン)は各駅停車で行った。
高雄(カオシュン)は台湾で2番目に大きな街だが、10年前に行ったことあるし、特に観るものもないので素通り。
数年後の高雄駅地下化に向けて工事中だった。
工事中
20分ほど乗り換え時間があったので、ここで枋寮(ファンリャオ)行きの乗車券と駅弁を購入。
今回は自動販売機で購入しました。
隆田~高雄
高雄~枋寮
台鉄便當
次の目的地、恒春(ヘンチュン)への道のり(赤線がバス)
この日の目的地は、台湾最南端の少し手前にある恒春(ヘンチュン)。
恒春(ヘンチュン)に行く簡単な方法は、HSR(台湾高速鉄道)の終着駅である新左営(シンズォイン)駅で下車して、懇丁(ヘンチュン)行きのバスに乗ることだが、今回の私は在来線での鉄道一周という目的があったため、台湾最南端の駅である枋寮(ファンリャオ)駅で下車して、そこからバスに乗り換えた。
また高雄(カオシュン)~枋寮(ファンリャオ)は1時間ほどかかるため、高雄まで引き返すのも時間がもったいなかったし。
■枋寮(ファンリャオ)~恒春(ヘンチュン)
枋寮(ファンリャオ)のバス停は、枋寮駅から西へ100mほど歩いたところにある。
バス停の職員さんに待つところを教えてもらい、乗車券を買ってバスを待った。148TWD。
しばらくするとバスが来たので乗った。40分ほど経つと恒春(ヘンチュン)に到着した。
「懐かしいなあ。」
と思いながら、ダイビングショップに行く前に、まずは「出火」を見に行くことにした。
「出火」とは、
文字通り”火が出ている”ところ…。
1.2kmぐらい
解説
恒春と東門外の地中から天然ガスが砂利の地面に噴出しており、点火された一団の赤い炎は多くの観光客を引き付けている。天然ガスは絶えず移動するため、出火口もまた移動する。炎はあまり大きくはないが、以前は観光客が火傷をする事故も発生しており、注意が必要である。地元の人はバーベキューのためにも利用しており、卵、トウモロコシ、イモなどが焼かれているらしい。
入り口には売店もあるのだが…
火遊びは禁止事項
天然の火でポップコーン(どうやらお構いなしのようだ。)
あたりが暗くなってきたので、ダイビングショップ兼宿泊先へ。
バス停留所の近くまで歩いて戻り、タクシーを捕まえてダイビングショップまで連れて行ってもらった。
ダイビングショップに到着。
「おお、マジで懐かしい…」
とか思いながらスタッフと話をしていると、明日の午前中は人が集まらないからボートダイビングは中止と言われてしまった。
残念だが仕方がない。ビーチダイブに参加することにした。
この日は非常に疲れていたので、さっさと寝ることにした。
つづく
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