【台湾】2025年 台湾プロ野球観戦レポート

台湾

2025年5月に台湾に行きました。

今回の台湾旅行で一番楽しみにしていたのが野球観戦です。
その時のことを記したいと思います。

 

台湾プロ野球リーグ(CPBL)について

●中華職業棒球大聯盟(CPBL)とは?
中華民国(台湾)のプロ野球リーグ、およびそれを統括する団体です。
略称として、「台湾職棒」「中華職棒」などが用いられ、日本では「台湾プロ野球」と呼ばれることもあります。
台湾国内で非常に人気のあるスポーツリーグであり、年間を通して熱戦が繰り広げられています。

 

CPBLの特徴
リーグ構成:
2024年シーズンからは、16年ぶりに6球団制となりました。
シーズンは前期と後期に分かれており、それぞれの優勝チームが台湾シリーズで年間王者を決定します。

試合数:
前後期制で、全6チームが60試合ずつ戦います。

レベル:
世界の主要トップリーグの一つに数えられ、人気、実力ともにMLB、NPBに次ぐレベルとなっています。

観戦の魅力:
球場と観客席の距離が近く、臨場感あふれる観戦を楽しめます。
応援スタイルは、日本のプロ野球とはまた違った独特の盛り上がりを見せます。
近年では、球場の設備も充実し、快適に観戦できる環境が整っています。

2024年CPBL所属チーム
楽天モンキーズ(Rakuten Monkeys)
味全ドラゴンズ(Wei Chuan Dragons)
富邦ガーディアンズ(Fubon Guardians)
統一ライオンズ(Uni-President 7-Eleven Lions)
中信兄弟(CTBC Brothers)
台鋼ホークス(TSG Hawks)

近年の動向
2024年シーズンからは台鋼ホークスが一軍に参入し、16年ぶりに6球団制が復活しました。
台北ドームがオープンし、台湾の野球人気がさらに高まりを見せています。
台湾プロ野球は、その熱気あふれる試合展開と、独特の応援スタイルで、多くのファンを魅了しています。

公式HP
https://www.cpbl.com.tw/

 

 

●チケットの買い方
チケットの買い方はおそらく3つあると思います。

1.ネット予約
台湾の銀行口座をお持ちの方は、事前にアカウントを登録しておき購入することが可能だそうです。
しかしこの方法は観光客にとっては難しいです。

2.現地で購入する
ファミリーマートで購入することができます。
以下のような手順で購入が可能で、試合前日の23時まで販売しています。
人気がある席は早めに予約しておかないとすぐに売り切れになってしまいます。

3.当日球場で購入する
チケットが余っていれば現地で購入が可能です。
しかしあまりいい席は取ることができないかもしれません。

 

※あとで詳しく説明したいと思います。

 

 


●チケットの価格
平日と休日で値段が異なります。外野であれば200TWD程度で観戦できます。
また球場によっても値段が異なります。(※2025年5月時点で、1TWD=4.4円)
平日:大体300~600TWD
休日:大体500~1000TWD

 

こちらは金曜日の試合でした。

 

こちらは土曜日に観戦に行きました。大体500~1000円ほど高いです。

 

 


●日本との応援スタイルの違い
はっきり言うと、ライブコンサート会場で野球をやっているような感じです。
激しい音楽とチアリーダーのダンスを観ているのが面白かったです。
チームによって異なりますが、私が観戦した台鋼雄鷹(イーグルス)と楽天桃猿(モンキーズ)では、多少応援方法が異なっていました。

台鋼雄鷹(イーグルス)
1~9回までチアリーダーが攻撃の時に踊っている。

楽天桃猿(モンキーズ)
1~3回、7~9回にチアリーダーが攻撃の時に踊っている。4~6回は休憩タイム。

 

 

 

定期的にスクリーンにも映し出されます

 

 

●球場の紹介

大きさは日本でいう地方球場ぐらいでしょうか。収容数大体10000~20000人程度です。
以下の2球場に行きましたので紹介します。

 

1. 嘉義市立野球場
台湾嘉義市東区の嘉義公園内にある野球場。施設は嘉義市が所有し、嘉義市政府教育処が運営管理を行っている。

 

 

 

特徴
嘉義市立野球場の前身は嘉義公園球場で1918年(大正7年)に地元有力者や明治製糖の寄付により完成し、当時は台湾最良の球場とされていた。戦後嘉義公園が嘉義中山公園と改称されたのに伴い嘉義中山公園棒球場と改称。近年に入り改装工事が行われ、1998年完成と共に現名称となった。その後CPBL(中華職業棒球大連盟)の試合が定期的に開催されいます。
※今回は台鋼雄鷹のホームとして開催されました。

所在地
嘉義市東区山仔頂249-1號

アクセス
台鉄嘉義駅から約2km。私は歩いていきましたがバスも走っていると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

球場手前のバス停で撮影。7203、7217は嘉義駅まで行くと思われます。

 

 

 

 

2. 楽天桃園棒球場
桃園市中壢区にある野球場で、2009年に開場しました。
収容人数は約20,000人で、台湾でも有数の規模を誇る球場です。
楽天モンキーズが主催試合の主な本拠地として使用しています。

 

最寄り駅のMRT桃園体育園区駅の構内

 

特徴
外野席には芝生席があり、ピクニック気分で野球観戦を楽しめます。
球場周辺には飲食店やショップが多く、試合前後の時間も楽しめます。
楽天グループが球団を所有しているため、球場では楽天ポイントの使用や、楽天グループの様々なサービスとの連携が見られます。

所在地
桃園市中壢区領航北路一段1号

アクセス
桃園MRT空港線「A19 桃園体育園区駅」から2番出口を出て、徒歩約5分。
桃園駅からバス
桃園駅からは、桃園客運5089系統のバスで「桃園棒球場(樂天桃園棒球場)」バス停下車。

 

 

 

 

 

 

 

選手のグッズ売り場

 

チアリーダーのグッズ売り場。人気が全然違う!

 

 

 

スクリーンには応援歌の歌詞も表示されます

 

 

 


 

 

●チケットの買い方

外国人が球場以外で事前購入する方法としては、ファミリーマートでの購入が可能です。
試合前日の23時まで販売していますが人気がある席はすぐに売り切れになってしまうので、台湾に到着したらすぐに買いに行くのがいいかもしれません。

ちなみに楽天モンキーズに関しては購入することができるかどうかは確かめていないのでわかりませんが、ホームページからチケットの残数を確認することができます。

 

まずはファミリーマートに行き、この端末を探します。

 

「票券」(左から2つ目の青色)を押します

 

「運動」を押します

 

今回実は富邦ガーディアンズの試合が見たかったので、「富邦悍將」を押します。

 

「購票」を押します

 

「同意」を押します

 

観戦したい日程を選択します

 

青色の枠を購入できます。赤色で「售完」と表示されているところは売り切れです。

紙が発券されればそれをレジに持っていき、会計します。
もしよければ参考にしてください。

 

続く

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