【タンザニア】タンザニアへの挑戦04 キリマンジャロ登山の契約について

タンザニア

キリクライマーズ

 

「マンボ、ポア、カリブ!」

 

キリマンジャロ登山の契約に関して詳細に書かれているブログはたくさんあるので、より詳細な情報に関しては、別の人が記しているブログを参考にしてください。
私は違った観点から皆さんに情報提供したいと思います(2016年9月現在)。

※ちなみにタンザニアで通用する通貨は、タンザニアシリングかUSドル。ドルは流通はしていないけど、ドルでの支払いは出来る。レートはだいたい 2000TSZ=1USD

 

 

2016年9月14日
19:00ごろモシの中心地に到着。すでに辺りは真っ暗。
私は宿泊先を探すよりも先に、キリマンジャロ登山ツアーを探しに行った。

キリマンジャロ登山ツアーを取り扱っている会社はたくさんあるらしいが、私が利用したツアー会社は、

Kili Climbers(キリクライマーズ)

理由は
「ネットで調べる限り、多くの日本人がこのキリクライマーズを利用していたから」
「安いから」

実際、ネットで非常によく書かれている内容は以下の通り
・支配人の名は、ジャスパー
・料金は全て込みで、USD1000
・とにかく契約内容は全て紙に書かせる。そうしないと彼らは平気で契約を反故にする。
など。

 

地図を頼りに、モシの中心地から10分ぐらい歩くと、Kili Climbersの看板発見。
その看板に従って行くとそれらしい建物がある。ちなみに建物の前にはヒンドゥー教寺院がある。

 


入り口。ちなみに写っている人は、登山の時にガイドをしてくれた人

 


距離感はこんな感じ

 

建物の中に入ると、デスクに座っている人がいた。
どうやら彼がジャスパーらしい。彼とはこんなやり取りをした。

「マラングルートで、キリマンジャロに登りたいんですけど」

「そうか。それじゃあ1200ドルだ」

「1000ドルにまけてくれよ。私はインターネットで調べて、他の日本人は1000ドルで契約したのを知っている」
と言うと、1050ドルになった。

他の人のブログには、「根気強く1000ドルになるまで粘れ」と書いてあったが、これ以上値段交渉するのも面倒だったので、1050ドルでいいかなと思い、

「念のため、契約内容を全て書いて欲しい」と言ったら

「わかった」と言って全て書いてくれた。

Not Include(金額に含まれないもの)の欄に「チップ代」と書かれていたので、

「ちょっと待ってくれ、チップ代が金額に含まれていないってどういうことだ?」と言ったら、

「じゃあチップ代込みで1200ドルだ」と言ってきた。

「何でそんなに高いんだよ!」と言ったら、

「2ヶ月前からキリマンジャロの入山料が、610ドルから720ドルに値上がりしたんだ。ほんと高いよなあ」と言われた。
そうなのか…、と思いながら、「分かった」と言って了承した。
(確かに今から思えば、もうちょっと値切れていたかもしれないが、そんな気にはなれなかった。)

 


契約書 裏に全部書かせた

ということで、以下の費用を払った。
・レスキュー代
・5日間の水、全食事
・防寒具等のレンタル代
・ガイド、ポーター、コックのチップ代
・マラングまでの送迎
・モシにいる間(2日間)の宿泊代

締めて、480ドル

 

お金が足りなくなったので、銀行までおろしに行った。ちなみに引き落とした額はなんと、

800,000!(シリング)

一瞬大金持ちになった気分になれるが、日本円で4万円程度でしかない…。
(私が利用したATMは1回の引落限度額が40万シリングだったので、同じことを2回する始末)


わかりにくいですが、80枚あります。

 

なお、キリマンジャロ入山料(5日分)の 726ドルは、登山当日に登山口でクレジットカードで支払った。

翌日はアルーシャのサファリに行きたかったので、

「1日サファリに行きたい」と言うと
「わかった。280ドル」と言われた。

「何でこんなに高いんだよ。インターネットには200ドルって書いてあったぞ!」と言ったら、
「これも値上がりしたんだよ」と言われた。

ということで、別途280ドル支払った(これは本当だったかどうか、疑わしい)。

ということで私のツアー契約について書きましたが、是非とも参考にして欲しいことは、
「キリクライマーズは確かに安いかもしれないが、質も低い」
ということ。

例えば、毎日出される料理は、他のツアー客の料理に比べ、”はるか”に劣っていた。

日本人がオーナーのツアー会社などは、毎日日本食が出されるらしい。

 


これが違い(手前が私)! 圧倒的じゃないか…!(T T)
(優劣を比較させられているみたいで、少し辛かった…)


のりたまが出ているところもあった

 

その他、毎朝パルスオキシメーターという、体内の酸素濃度を測る機械で体調をチェックしていましたが、キリクライマーズはそんなもん何もないです。

あと、「宿泊施設ない?」って尋ねると、
必然的に「KILIMANJARO BACKPACKERS HOTEL」に連れて行かれます。こちらの選ぶ余地無しです。

モシ最終日は別のホテルに泊まろうかなと思っていたけど、ジャスパーに
「ホテル決めてるのか」と聞かれたので、
「決めていない」と答えると、
「じゃあ送ってやる」と言われ、KILIMANJARO BACKPACKERS HOTELに連れて行かれました。

こじんまりしていて綺麗だったけど、部屋でWIFIは繋がらないし、お湯は出ませんでした。TPは完備でした。シングルルームで10ドル。

 


KILIMANJARO BACKPACKERS HOTEL  遠方に見えるのがキリマンジャロ山

 

 

ということで、キリクライマーズを選ぼうと考えている人は、その辺も参考に。

でも、登山を終え、モシでの最終日に町を歩いている時に、
「どのツアー会社を利用したんだ」と尋ねられ、
「キリクライマーズ」と答えると、
「おおそうか。あそこはいい会社だよ」
というような会話が2~3回あったので、確かに評判はいいのかもしれない。

ということで、もしよければ参考にして下さい。

 

つづく

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