2020年1月30日~2月26日まで南米旅行に行ってきました。
この頃の南米は、新型コロナウィルスの感染者もおらず、何の影響も受けることなく旅行をすることが出来ました。
ベネズエラ国境からサンタエレナへ
2020年2月7日
まずは無事ベネズエラに入国。
目の前に軍人がいたので、「荷物検査でもされるのかな?」と思っていると、難なく通してくれた。
こんな感じで。
( ・∀・)=b
私の前のバックパッカーっぽい人は荷物検査されていたけど、どうやら旅行者全員が荷物検査されるというわけではなく、タイミング次第らしい。
ベネズエラ国境からベネズエラ国境に一番近い町・サンタエレナ・デ・ウアイレン(通称サンタエレナ)までは大体20kmあるらしい。
他の人のブログによれば、この区間はヒッチハイクでサンタエレナの町まで行くらしいが、
”そんなものは全くない…”
「どうやって行こうかなあ…」
と考えているとタクシーが走っていたので、タクシーで行くことにした。
※ちなみにベネズエラには正規のタクシーはありません。すべて日本で言う白タクです。
大体20km
乗るときに10レアルと言われたので10レアル払ったが、距離が遠かったせいか、バスターミナルに着いてから更に10レアル要求されたので払ってあげた(1レアル≒30円)。
サンタエレナにもホステルがあるらしいので、ここに泊まって情報収集しようかなとも思ったが、あまりにも田舎町で「特にすることないだろう」と思ったので、さっさとバスターミナルに行って、先を目指すことにした。
バスターミナルは、町の中心から大体5kmほど北上したところ。1本道なので、すぐわかる。
サンタエレナのバスターミナルに到着
ということで、サンタエレナのバスターミナルに到着。
ここでマナウスから一緒だったアルゼンチン人と再び出会った。
彼の案内で、シウダード・ボリバル行きのバスチケットを購入した。45レアル(約1200円)。
彼はこれからカラカス行くようで、ここで別れた。
ちなみにブラジルでは電子発行だったバスチケットが、ここから急にアナログ(手書き)になった。
ポイント
ここではまだブラジルレアルが使えます。
しかしこの先ではレアルは使えなくなります。Cambio(両替人)が沢山いますので、このタイミングで両替しておいた方がいいでしょう。なおATMはありません。
ベネズエラの通貨は、『ボリバル・ソベラノ(BsS)』と言います。
デノミネーションに伴って、2018年にボリバル・フエルテに代わって誕生した通貨ですが、既にこの通貨もハイパーインフレ状態。
2020年2月時点における価格は、以下の通りでした。
1USD = 78,000BsS
なお、このブログを書いている時点(2020年6月6日)では、1USD = 195,000BsS になっていました・・・。
建物の中。いろんなバス会社がある。
待ち時間が暇だったのでジュースを買うことにした。
ジュースを買おうとすると、「90」と言われた。
50000BsSだすと受け取ってもらえなかったので、両替人に500BsSを大量に両替してもらった。
500BsSを1枚出すと、電卓で「90,000」と表示をしてきたので、100,000BsS支払うとようやくジュースが買えた。ていうか、初めに教えてくれよ。
どうやら1000桁を省いて表現するらしい。インドネシアに似ている。
16時前にバスが来た。このバスは中国製でした。バスは16時に出発ですが、荷物の積み込みに1時間経過し、そのほかダラダラしていて、17:30にようやく出発。
どれだけ要領わるいんだよ…!
ちなみに積み荷の大半は、ブラジルで購入した生活必需品…
ようやく出発したと思ったら、今度は15分ほど走ってから軍の検問に引っかかる。
そのあと、19時ごろ、21時ごろにも検問があった。寝ていても容赦なく起こされるので非常にうっとうしい。検問は大体20分ぐらいかかります。
荷物検査の内容は、バスの積み荷、乗客の手荷物など。シウダード・ボリバルに到着するまで、全部で4回ぐらい検問があったと思う。
荷物検査は適当なベネズエラ人数名に対して行なわれ(スペイン語でのやりとりだったので、何を喋っていたのかわからない…)、”いかにもベネズエラ人ではない”と思える私に対しての荷物検査は一度もなかった。
いったい何を捜していたのだろうか・・・?
ということで、熟睡は出来なかったけど、ある程度の睡眠をとり、翌日の午前9時過ぎに、シウダード・ボリバルに到着しました。
これは途中のSan Felixという町のバスターミナル
ルート
シウダード・ボリバルのバスターミナルにて
つづく
コメント