『…』
イタリア編は今回で最後です。
今回は、ゴルゴ13で描かれているイタリアについて記載したいと思います。
ゴルゴ13とは?
世界を股にかける超一流スナイパー。
彼に関して多くを語ると殺されるので、詳細はこちらから。
Wiki
私が『ゴルゴ13』の文庫本1~152巻、『別冊ゴルゴ13』、そしてベスト版など単行本化されていない作品を確認したかぎり、ゴルゴ13こと”デューク東郷”がイタリアを訪れている作品は 26 作になります(漏れていたらスミマセン…)。
イタリアでは結構需要があるということがわかります。
実際デュークは、ローマやバチカン市国をかなり頻繁に訪れています。バチカン市国との繋がりは結構深いようです。
ちなみにコロッセオにも3回以上行っています。
その他にもパレルモがあるシシリー(シチリア)島にも4回以上訪れていることがわかりました。
ローマ・バチカン
第016巻 死を運ぶ者共
第033巻 鬼畜の宴
第044巻 ペルセポネの誘拐
第046巻 ズドロナス・マリヨ
第054巻 ビオ・グレゴリオ司教
第060巻 兵士は森に眠る
第076巻 ファイル消失
第102巻 贋作工房
第112巻 新法王の条件
第146巻 聖なる銀行
別冊200 欧州再生EU自動車戦争
その他 バチカンセット
シシリー(シチリア)島
第036巻 シシリー島の墓標
別冊183 死への階
別冊184 史上初の狙撃者 ザ・ファースト・スナイパー
別冊200 欧州再生EU自動車戦争
パレルモ空港
ナポリ
第011巻 ナポリの女
第063巻 ドラゴン・バードへの実験
ヴェネチア
第061巻 心臓の無い男
第152巻 アレーナ・ディ・ヴェローナ
それ以外のイタリア
第001巻 色あせた紋章
第004巻 白の死線
第019巻 海へ向かうエバ
第074巻 イタリアン・コネクション
第111巻 黄金の犬
別冊192 STOCK
別冊192 1万キロの狙撃
上記の作品の中で描かれている、デューク東郷の特徴
・子供に優しい。
・船に爆弾が仕掛けられていても冷静沈着。
・時限爆弾を分解する。
・一人で敵のアジトに乗り込み、人質を救出。
・自分のそっくりさんを瞬殺する。
・神父に変装する(2回も)。
・演劇に詳しい。
・火縄銃にも精通。
などなど。
描かれているうんちく
・カトリックの台所事情
・贋作(がんさく)に関する知識
・銃(火縄銃)に関する知識
・犬に関する知識
・ヴェネチアに関する知識
・手術支援ロボット ”ダ・ヴィンチ”について(作中ではレオナルドという名称)
などなど。
なお、個人的におススメの作品は以下です。
デューク東郷とスパルタカスが決闘したコロッセオ
旅行的な観点から
ゴルゴ13自体は50年以上前から連載が始まっている超大作であり、これらの作品の中には30年も40年も前に描かれた作品もあり ます。
にもかかわらず描かれている街並みが現代とほとんど変わらないということは、それだけ現地の人たちが古い街並みを大切にし、維持し続けてきた証でもあると思います。
ここがイタリアを含むヨーロッパ諸国の魅力だと思います。
例えばジャパンの京都は趣があり魅力的な街ですが、京都の場合は道路が全てアスファルトで舗装されており、趣のある寺院が点在しています。そしてそれらの古めかしい建物と近代建築が混在しているため、やっぱり見劣りすると思います(個人的にはJR京都駅があまり好きではない)。
もちろんジャパンは欧州に比べ、地震・台風などの天災が多いため、それらを考慮した建築設計にしていかなければならないという制約があるのは承知なのですが…。
ということであと何枚か。
このシーンだけゴルゴ13にはありませんでした…。
終わり
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