ガンダム聖地巡礼シリーズ 第35話 地球連邦軍後方支援基地トリントン

ガンダム聖地巡礼

「ジャブローも随分金を使ってるなあ、少しこっちに廻してもらいたいくらいだ…。」
 

 

お勧めの曲:BACK TO PARADISE
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『トリントン』は、オーストラリア東部・ニューサウスウェールズ州に位置する実在の地名だ。

 

 

 

トリントンは、機動戦士ガンダム0083 Stardust Memory 第1話「ガンダム強奪」第2話「終わりなき追撃」、そして第3話「出撃、アルビオン」で初登場する。その後、「ギレンの野望」、「コロニーの落ちた地で」、「ガンダムUC」などのガンダムシリーズにおいて、地球連邦軍のオーストラリア重要拠点として描かれるようになる。

 

 

 

 

劇中にて

 

 


機動戦士ガンダムシリーズにおいてのトリントン基地の設定は、シドニー湾の北方に位置し、基地内には南極条約で使用が禁止されている核弾頭が保管されている。そしてその貯蔵施設自体も、核爆発に耐えうるだけの強度を持つ。

なお、核貯蔵施設の存在は秘匿されており、一年戦争中は表向きには戦略的価値の低い後方支援基地とされていた。

 

ドリームキャスト専用ソフト 「機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で」によると、トリントン基地は目立たないよう基地自体の戦力は最低限で小規模の後方支援基地を装い、実質の核防御機構にあたるチャールビルからの増援で防御するように設計されている。

 

 

 


小説版『機動戦士ガンダムUC』で描かれた宇宙世紀0096年には、過去の不祥事と戦略的価値の低さのために、軍部内からも忘れられるほどに寂れた基地となっている。配備されているMSも、数世代前の旧型ばかりで、幹部達もその殆どが元ティターンズ出身者のような左遷組という、まさにこの世の果てといった荒涼ぶりを呈している。

 

ただし、OVA版『機動戦士ガンダムUC』では、南部にトリントン湾岸基地が確認される他、両基地の中間に位置する場所に市街地が広がっている為、寂れた基地という印象は薄い。また、当時は保管されていたバイアランをベースにしたMS単独滞空能力向上計画も稼働していて、日々の目標を失っていた基地職員の大半が、これに従事していたと言われている。

ダカールの時もそうだったが、OVA版『機動戦士ガンダムUC』の設定は、かなり現実味にかけているところが残念…。

 

 

 

 

 

実際のトリントンについて
現在のトリントンには、『Torrington Village』という非常に小さな村があります。

そして更に奥地に進むと、『トリントン州保護区(Torrington State Conservation Area)』という、自然豊かな地域があります。



確かに核兵器を隠すには十分かもしれない。

Torrington State Conservation Area

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劇中にて

 

 


さて、トリントンと言えば、「夕焼け」と「朝日」。
これさえなければ、ガンダム試作2号機の強奪は無かったかもしれない…。

ということで、夕焼けと朝日を頑張って撮影してきた。


夕焼け

 

朝日

ベストポイントは、キースに聞くしかないかもしれない…。



今回オーストラリアに行くにあたり、改めてガンダム0083の1~3話を見直したが、一番気になったのが「ニナ・パープルトンの性格」。確かにあの態度は酷い。私も一時期システムエンジニアやっていたが、各人に対してあんな対応したことないし、あんな対応したら絶対誰も仕事してくれないわ…、と思った。
 

その他、どうして訓練なのにGP-01やGP-02Aに実弾や核弾頭を装備していたのか、また立入禁止区域なのにニナとモーラしか現場にいなかったのか?など、いろいろと疑問が残る箇所もありました。

(まあアニメだからその辺は仕方ないけど…)

 

 

 

 


行き方
とにかくブリスベンまで行く。
ブリスベンからはレンタカーで移動することになる。ブリスベンを勧める理由としては、オーストラリアは大都市から50kmほど離れると小さな町しかなく、車をレンタルすることが難しくなるから。

 

ブリスベンからトリントンまでの経路

 

ちなみにこちらはオービルが持っていた地図

 

 

そしてDeepwaterという小さな町まで行く。ここまで約280km。Deepwaterからトリントンまでは約28km。

そこにTorrington Villageという小さな村があります。

 

Deepwaterの分岐点

 

トリントン村

 

トリントン村の様子

 

 

そしてここからは、Googleマップでも確認できないような山道の中を入っていく。
途中からは舗装されている道もなくなる…、そして野生のカンガルーが突然飛び出してくる…。

 

そこがトリントン。

 

遥かなるトリントンへ…

 

 

オーストラリア・トリントン

 

 

現地レポート記事の詳細はこちら ↓
【オーストラリア】オーストラリアの旅04 レンタカー・リロケーションの仕方
【オーストラリア】オーストラリアの旅05 テンターフィールドの鉄道博物館

 

 

次回
「では、ニナとオービルが艦(ふね)に同乗して行きたいんだね…?」


つづく

 

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