Barca, Barca, Barca!
2018/9/29
定刻より少し早く、午前5:55分ぐらいにバルセロナに到着。
ゲストハウスに行き荷物を預ける。することが無かったので夜明けのサグラダ・ファミリアを見に行く。
「・・・」 正直なんとも言えない。
まずはカサ・ミラとカサ・バリートに行くことに。
カサ・ミラを気に入れば、カサ・バリートも見学することにした。
カサ・ミラ
開館は9:00から。
何もすることが無かったので、8:40ぐらいからならんでいた。2番目だ。そのうち列ができ始め、8:55分には40人近くが並んでいた。
すると2列の列になるように言われる。片方が予約している人用の列、もう片方が予約していない人用の列。
私は、予約していない人側に並ばされた。
9時になり入館開始。
チケットを購入して速攻入れるのかなと思いきや、無駄に10分ほど待たされる。
この間にチケットを予約購入している人が優先的に入館されていく。
10分後にようやくチケットの販売開始。
予約販売が23€に対し、当日販売は25€。2€割高である。
そしてクレジットカードで購入しようとすると、ID(パスポート)の掲示を求められる。
そしてこれらの対応が、殿様商売のためか、店員の態度が非常に横柄で感じが悪い。
※ということで、カサ・ミラを観る予定の人は、なるべくインターネット予約をして入館してください。
感想
改めてわかったことは、私の感性とアントニオ・ガウディのセンスは合わないということ。ガウディの作品は世界で非常に評価されているが、個人的には何かしっくりこない。
個人的には、別に世界が認めようが自分の価値観とは合わないということがわかっただけでもよかったなあ、と思いました。
ということで、カサ・バリート見学は中止。
カタルーニャ音楽堂
チラ見してきました。
サンタエウラリア大聖堂
バルセロナの教会と言えば、サグラダ・ファミリアですが、こっちのサンタエウラリア大聖堂はいかにもカトリック系の教会といった感じの教会で、非常に壮大でした。個人的に教会は”普通の”教会の方が好きです。
しかもこちらは無料。適当に寄付してきました。
懺悔室
デモ
カタルーニャ音楽堂とサンタエウラリア大聖堂の真ん中ぐらいで、デモが行われていました。
スペイン(バルセロナ)では頻繁にデモが行われているようです。先日はカタルーニャのデモも見たし。
恐らく賃金上げろ的なデモです
このおかげでバリケードが引かれたため、遠回りを余儀なくされました。
サグラダ・ファミリア
サグラダ・ファミリアも事前に入場券を購入しておく必要がある。
私はそのことに訪問日の2週間前に気づき、無事購入することが出来た。
14:00~15:00の入館だったので、13:45~14:00までに来てください、と記載されていた。
サグラダ・ファミリアの前で写真を撮ってから入場口に行ったら、13:58分だった。入館の係の人が渋々したような顔を私に見せて来て、一応中に入れてくれた。
もし時間が少しでも遅れていたら、入れてもらえなかったかもしれない。ここは用心した方がいいかもしれません。
いざ中に入る。中は非常に壮大だった。確かに今までのガウディの建築物とは遥かに違うと思った。
非常に綺麗でした
適当に建物内を観察してから、頂上へ向かう。頂上にはエレベーターで地上約50階くらいの高さまで上る。
上るところは2種類あり、それぞれ『生誕のファザード(塔)』、『受難のファザード(塔)』という。これは入場券を購入する時に選ばなければならない。私は『受難のファザード(塔)』を購入していたので、『受難のファザード(塔)』のエレベーターの列に並ぶ。それにしても結構な列だ。
10分経過…
20分経過…
30分経過…
ようやく次の次ぐらいで私の番、という時に係の人がこういった。
『エレベーターが壊れてしまいましたので、上に登ることが出来ません。誠に申し訳ございませんが、皆さんは『生誕のファザード(塔)』の方に並び直してもらえませんか?』
並んでいた人は皆落胆と失望の声。
私も”ふざけんなよ!”と思いながら、『生誕のファザード(塔)』の方に並び直した。
再び並ぶこと15分。ようやくエレベーターに乗ることが出来た。
結局エレベーター待ちに50分近くを費やす。一体何のためにサグラダ・ファミリアに来たのだか…。
1度に7人しか乗れません…
気を取り戻して、エレベーターの上(約50階の高さ)まで上がる。
感想は、
『確かに高いだけやんけ…』
『目の前で工事作業中の建物が見れる…』
ぐらい。
特に感動することもなく、らせん階段を降りていく。
途中壁に落書きがたくさんあり、その汚さが露呈。
そんなこんなで急いで階段を駆け下りた。
あんまり未練もなかったので、さっさとサグラダ・ファミリアを出た。
現在時刻は15:20。サッカーのキックオフまであと55分。
ということで急いで、FCバルセロナのスタジアム、カンプ・ノウへ向かうことにした。
時間はあと1時間弱しかないが、唯一恵まれているのは、サグラダ・ファミリアからカンプ・ノウの最寄り駅であるCollbranc駅までは、乗り換えなしの地下鉄1本で行けるということ。ということで地下鉄に乗る。
地下鉄の中には、FCバルセロナのユニフォームを来た人たちがたくさん乗っていた。
Collbranc駅に到着。
スタジアムの場所は確認していないが、皆について行けば何とかなるだろう、ということで適当にみんなが歩く方に向かって歩いて行く。10分ほど歩くと無事、カンプ・ノウの入り口に到着。
入ろうとすると、ダフ屋と思わる人が話しかけてきた。もちろん無視。
(ああ、こういうのってどこの国にもいるのだな…)
チケットにかかれている自分のシート番号を確認しながら、自分の座席を探した。
そして、
「おー、すげー。これが98000人が収容できるスタジアムか!」とか思いながら、自分の座席を発見。到着したのは16:10。試合開始の5分前。
インターネットでチケットを購入した時は、9割ぐらいが売れていたはずなのに、いざスタジアムに来てみると、8割ぐらいしか埋まっていませんでした。
結局試合は1 vs 1のドロー。
この時点でFCバルセロナは単独首位に立っていたものの、3試合連続のドローということもあり、スタジアムの雰囲気はあんまりよくなかったです。
私の前に座っていた子供連れのおっさんは、試合終了後に怒鳴るようにしてすごい文句を言っていました。
隣の子供はかなり引いていました(笑)。
個人的残念だったのは、そのおっさんはスペイン語で怒鳴っていたので、どんなことを言っているのかわからなかったということです。
すごい何か言っていました。
私は、カサ・ミラ、サグラダ・ファミリアに対して結構不満があったので、FCバルサの試合は結構満足でした。
(その他、リオネル・メッシが後半10分から登場し、イエローカードをもらったことなど…)
スタジアムにあるFCバルセロナオフィシャルショップ
つづく
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