【日本】知床流氷ダイビング紀行 その1

スキューバダイビング

一番綺麗に撮れたクリオネ

 


2017年2月17,18日

知床・羅臼で流氷ダイビングをして来ました。
お世話になったのはここ。



知床ダイビング企画

 

 

ここを選んだ理由は、インターネットで検索し、他にも何件かメールしてみたけれど、連絡が返ってきたのはここだけだったため。


ダイビング料金は
1日2本で、18000円
機材レンタルもフルレンタルで、1日 12000円
ということで、合計約30000円

 

 

■流氷の接岸時期
流氷は大体1月中旬から3月上旬の間に、オホーツク海に接岸する。
ということで過去7年間の流氷接岸日を確認し、一番無難だと思われる時期を選定。
それは2月19日ごろ。

下記のサイトに流氷が来る時期が載っています。
ここ


流氷は、遠くロシアのアムール川の水が凍り、それがオホーツク海を南下して知床半島へやって来ます。羅臼にも流氷は来るのですが、知床半島を回り込まなければならないため、オホーツク海に比べて流氷の数は少ないらしいです。

というより、タイミングらしいです。


去年は全く来なかったと言っていましたし、私たちがダイビングする前日には結構流氷が来ていたらしいのですが、午後から風向きが変わってしまって、流されてしまったらしいです。
とはいえ、私達が潜った時には若干流氷が接岸していたので、ラッキーな方でした。
(一緒に潜ったダイバーは2年連続で見れなかったと言っていました…)

 

ダイビングした場所

 


ということで、以下のようなスケジュールでした。


 9:00 ショップに集合して、ダイビングポイントへ
10:00 潜る準備(装備品がたくさんあるため非常に時間がかかる)
10:30 エントリー
11:20 エグジット
11:40 暖房の効いた暖かい部屋で昼食を取って、そのあと昼寝

13:00 潜る準備
13:30 エントリー
14:20 エグジット、片づけ
15:00 一服してショップへ戻る。
15:20 ショップで雑談
16:00 解散

 


この風、この肌触りこそダイビングよ!(あー寒い…)

 

 

いざ流氷ダイビング
17日は気温4℃、水温‐1℃。18日は気温‐2℃、水温‐1℃でした。
私はドライスーツの下に、上着5枚、インナー下着2枚、ズボン1着、分厚い靴下3枚にカイロを貼りつけたものを履いて潜りました。
これでちょうど良い感じでした。いやー、ほんとうに寒かった…。

 

 

潜り方は基本的にビーチダイブです。

1回あたり、大体40~50分ほど潜りました。ウトロの方で潜ったことのある人の話では、「寒くて大体20~30分ぐらいしか潜ることは出来ない」と言っていましたが、そんなことはなかったです。浅瀬で潜っていて空気の減りが少なかったのも確かですが、寒さ対策をしっかりして、定期的にドライスーツに空気を入れていれば、結構潜れました。

あと寒さ対策も非常に大切ですが、ドライスーツを着る直前に用を必ず済ませることも大切です。


ということで、この4本のダイビングで写した写真は以下の通り。

 


キタユウレイクラゲ

 


アカクラゲ

 


なんとかクラゲ

 


オグロゲンゲ
(深海魚で数年に1回程度しか見ることが出来ないらしいです)

 


ズワイガニの子供

 


小さなエビ

 


交尾中のイクオネ

 

その他に見たもの
ウミグモ、イソギンチャク、ヒトデ、体長2mぐらいのミズダコ、トド(海岸から)など。

 

 

ダイビングショップで話したこと
知床にしか生息していない水中動物が結構いるらしく、1年を通して楽しめるとのことでした。
(冬はトド、クリオネ、春はテカギイカの産卵、秋は鮭の産卵など)
なので毎年それらを目当てにダイバーたちが結構来るらしいです。

ダイビングショップの数は確かに減ってきているようで、ホームページが全く更新されていないまま残っているものも結構あるようです。

 


ダイビングショップを離れた後は、露天風呂に行きました。

地元の人が結構いました。温度は47℃でかなり熱かったです。

 


熊の湯

 

雪を見ながら(非常に熱かった…)

 

 

つづく

 

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