【日本】知床流氷ダイビング紀行 準備編

日本国内

『北海道の翼 AIR DO

 

 

クソ寒い中、知床に流氷ダイビングに行くことに決めた。

 

理由は
・そもそも流氷が見れる場所自体、世界中でも非常に珍しく、流れ着いた流氷がオホーツク海のようにどこかに流れ着くというのは、世界中見渡しても知床しか存在しないため。
・にもかかわらず、流氷ダイビングは普通のダイビング機材では対応できず、寒冷地仕様のダイビング機材を利用しなければならない。そのためコストも高くなり、ダイビングショップとしては儲けにならないため、数年のうちに廃業する可能性がある。
・クリオネを含む水中動物が見たい!


以上の理由で流氷ダイビングを決行することに。

 

会社にダイビングが好きな後輩がいたので、彼と意気投合して一緒に行くことに。
スケジュールは相談して決めようという事だったが、後輩は仕事が忙しく、私は仕事が暇だったため、結局私が9割上のスケジュールを立てた。
ちなみにスケジュールは出発の4か月前、つまり10月中旬から計画し始めた。

 


■流氷の接岸時期
流氷は大体1月中旬から3月上旬の間に、オホーツク海に接岸する。
ということで過去7年間の流氷接岸日を確認し、一番無難だと思われる時期を選定。
それは2月19日ごろ。

 

下記のサイトに流氷が来る時期が載っています。
ここ

 

インストラクターから拝借(理由は次回)

 


■スケジュール決定
そもそもどうやって知床に行けばいいかわからない…。
どうやら関東から知床に行くだけで、ほぼ半日を要する。
また知床から東京に戻るのも半日を要し、ダイビングのあと18時間は飛行機には乗れないため、結局現地での2日間、移動2日間で、合計4日必要。

後輩のスケジュール、及びダイビングショップとの日程を調整し、
結局2月16~19日(ダイビングは2月17,18日)に行くことになった。

 


■選定したダイビングショップ

知床ダイビング企画
 

ここを選んだ理由は、インターネットで検索し、他にも何件かメールしてみたけれど、連絡が返ってきたのはここだけだったため。

 

ダイビング料金は
1日2本で、18000円
機材レンタルもフルレンタルで、1日 12000円
ということで、合計約30000円

 

機材は普通のものでもある程度は大丈夫ですが、一応氷点下で潜るため、レギュレーター(タンク内の圧力を呼吸に適した圧に自動的に調整しダイバーに供給するもの)を含め、出来るだけ寒冷地仕様のものがいいとのこと。

 


寒冷地仕様のイメージ

(寒冷地仕様レギュレーターの写真を撮るの忘れた…)

 


■移動手段選定
宿泊先、およびダイビングショップがあるところは、知床・羅臼。移動手段はもちろん飛行機。

今回利用した航空会社は、『AIR DO
理由はもちろん「私が利用したことのない航空会社」だから。ここだけは譲らなかった。

 


羅臼の近くの空港は3つある。根室中標津空港、女満別空港、釧路空港。
中でも一番近い空港は、根室中標津空港で所要時間80分。次に近いのが、女満別空港(160分)。釧路空港は論外(3時間)。

 

・根室中標津空港の場合
下記URLから羅臼までのバスがあることが分かる。
http://www.akanbus.co.jp/localbu/senra.htm

しかし日曜日は本数が著しく減少し、非常に不便なため却下。


・女満別空港の場合
女満別空港から羅臼までの公共の交通手段はなし。
女満別空港の前にはレンタカー会社がたくさんあるので、レンタカーを借りるのが妥当。
しかし、羅臼には出張所がないため、乗り捨てが出来ず、4日間借りる必要がある。

結局、女満別空港のほうが飛行機の便が多いし、最終日の空き時間に知床を観光したいという事もあり、女満別空港でレンタカーを借りて羅臼に行くことに決定。

レンタカー代金 14300円(保険料込)

 

釧路空港は論外なので調べていません。なお宿泊先で会話していると、旭川や帯広から来た人たちもいました。ちなみに旭川からは5時間、帯広からは6時間かかるそうです。

 

女満別で借りた「函館ナンバー」

 


■宿泊先

とおまわり水産
 

 

ダイビングショップからは5~6km離れているが、レンタカーなので特に問題なし。
この辺りは1泊10000円以上するようなホテルが多いようですが、ここは1泊4800円で夕食・朝食付で結構お得。

※ちなみにここのホームページには、ガソリン代相当の金額で空港まで送迎してくれると書いてありますが、女満別空港までは流石に遠くて無理とのことでした。

 

夕食は非常にボリューム満点で、全部食べるのは大変でした。ちなみに下記が夕食で出た料理
1日目  石狩鍋と魚介類。
2日目  魚介類たくさん。
3日目  鮭を使った色んな料理と他の魚介類。

 

宿の主人は、すごいアバウトで気さくな方で、嘘をつくのが上手な人でした(冗談をよく言うということです)。

ということで、ダイビング体験談は次回。

 

 

つづく

 

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