【オランダ】アムステルダムからキンデルダイク風車群への1日観光

オランダ

2024年、旅の途中で約1日だけオランダに立ち寄りました。
理由はキンデルダイクの風車群が見たかったからです。
今回はその時の移動コースを紹介します。

 

 


●アムステルダム中央駅
まずホテルをチェックアウトした後、アムステルダム中央(Amsterdam Centraal)駅に行きました。
理由は「東京駅に似ているから」です。
東京駅はこのアムステルダム中央駅のデザインを参考にして建築されたようです。
実はアムステルダム中央駅には前日にも訪れて、朝と夜の風景を撮影してきました。
駅前の運河が非常に趣があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ですが、「東京駅の方が壮大で素晴らしい!」と思いました。


アムステルダム中央駅

 

 

●ロッテルダムに向かう
アムステルダム中央駅からロッテルダム中央駅(Rotterdam Centraal)行きの列車に乗りました。
アムステルダム~ロッテルダム間において、列車は大体15分間隔ぐらいで走っています。
大体30分ぐらいの乗車でノンストップでした。

 

 

 

 

オランダ鉄道 NS (Nederlandse Spoorwegen)のホームページから、列車の時刻を確認することができます。
https://www.ns.nl/en

 


ロッテルダム中央駅に到着すると、次は船乗り場を目指します。
ロッテルダム中央駅からは約2kmほど離れています。
街中はトラムが走っているので、それに乗れば簡単に行くことができます。
ちなみに私は時間があったので歩いて行きました。

 

 

 

 


Willemskade駅

 


●WATERBUS
https://www.waterbus.nl/en
※本数は2時間に1本程度なので、乗り遅れないように注意が必要です。


水上バス乗り場で待っていれば、そのうち水上バスが来ます。
水上バスが来れば、キンデルダイクに行くかどうかを確認してから乗りこみます。
支払いは船上で行います。クレジットカード決済も可能でした。

距離は約13kmで、大体40分でキンデルダイクに到着します。多くの人がこの場所で下船するからわかりやすいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

●キンデルダイク
キンデルダイクは、オランダ南ホラント州にある風車群で有名な場所です。
オランダの主要都市、ロッテルダムの南東約15kmに位置しています。

18世紀に建設された19基の風車が残っており、オランダ最大規模の風車群として知られています。
これらの風車は、かつて低地の排水を行い、農地を維持するために重要な役割を果たしていました。
現在も一部の風車は稼働しており、当時の技術を今に伝えています。
1997年に「キンデルダイク=エルスハウトの風車網」としてユネスコの世界遺産に登録されました。

 

 

 

 

 

アクティビティとしては、風車群を眺めながら散歩することですが、その他にも遊覧船に乗って水上から風車群を眺めたり、サイクリングで周辺を散策することができます。

風車がたくさん見れる場所までは大体1kmほどあります。そこから1km行ったあたりに水辺の両端に風車が並んでいます。
さらに奥まで行くことが出来ますが、この時点で既に開始地点から2kmほど歩いているので、体力的・時間的に考えてこの辺で折り返すことにしました。
それでもこの辺りを写真を撮りながらのんびり歩いているだけでも、2時間ぐらいは余裕でかかりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰りも行きと同じ方法でロッテルダムまで戻りました。
道路にはバス停留所があり、いかにもロッテルダムまで行きそうな感じでしたが、詳細を調べていなかったので冒険はやめることにしました。


もし遊覧船に乗りたい場合は、こちらのサイトからチケットが購入できます。
※(現地のインフォメーションでも購入することができます。)
https://kinderdijk.com/

 

このあとロッテルダムで現地ビールを飲んだ後、スキポール空港に行きました。

 

 

 

 

 

 

 

●乗車券に関して
オランダで鉄道などの交通機関に乗る場合、次のような支払方法があります。


・現金で切符を購入する
自動販売機に現金/またはクレジットカードを入れて、切符を購入する方法です。
ちなみにオランダの乗車券にもチップが埋め込まれているため、運賃に加え紙代金として1ユーロが加算されています。

 

・OV-chipkaart(OVチップカールト)
オランダ全土で利用できるICカード乗車券です。日本のSuicaやPASMOのようなもので、公共交通機関(鉄道、バス、トラムなど)の支払いに使用できます。Suicaのように使えるのかと思いきや、いろいろと制限が多くて短期滞在の旅行者が使いこなすのは結構難しいと思われます。その理由を説明します。

・有効期間がある(5年)。
・Suicaとは異なり、乗り物にしか利用できない。
・カード代金に 7.5ユーロかかってしまう(紙の乗車券を購入するよりは割安だが)
・常に最低額をチャージしておかなければ利用できない。
 交通機関ごとに最低額をカードにチャージしておく必要があります。
 鉄道 (NS):20ユーロ
 NS以外の鉄道:10ユーロ
 地下鉄・トラム・バス:4ユーロ
 ※短期間旅行者泣かせです。

 

 


・クレジットカード
2023年ごろから自動改札機でクレジットカードをタッチするだけで自動改札機を通ることができ、降りる時に自動精算してくれるようになりました。つまりタッチ決済さえあれば、上記2つは不要だということです。
結局のところこれが一番楽で、ほとんどタッチ決済で鉄道に乗車していました。

 

 

 

 

最後に
OV-chipkaartや他の乗車方法に関して、詳しく書かれているサイトがありますので、気になった方は調べてみてください。

 

 

 

 

続く

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