2024年7月にベトナムに行きました。
今回は個人的に興味があるキャッシュレスに関して、現地で見てきた通りご紹介したいと思います。
あわせてハノイメトロにも乗車してきたので、その時のレポートも記載したいと思います。
ベトナムのキャッシュレス事情
2024年7月時点において、ベトナムではキャッシュレス決済は皆無に近く、基本的には現金決済が通常でした。
400,000VND(約2400円)を越える決済を行う時にはクレジット決済を受け入れている加盟店もありますが、基本現金決済でした。とは言え、スーパーなどの大型量販店では利用可能な模様(利用してませんが)。
Ingenico社製のD210が一番多かったような印象です。
ちなみに私がクレジット決済を行ったものは、Grab、本、ホテル、マッサージ店、空港。しかしクレジット決済をすると3%上乗せさせられてしまいました。
QR決済はインターネットで検索する限り急激に普及していると記載されていますが、私は見かけませんでした。ちなみに最近のベトナムは韓国人観光客が非常に多く、町の至る所にハングル表記あります(特にダナンが多かった)。その為か、AliPay、WechatPayという中国系の支払手段は見かけませんでしたが、Samsung Payという表記はありました(ホテル)。
※1VND≒0.006円
SUNMI社製(台湾) P2(ハノイ駅)
Ingenico製 D210(スーパーマーケット)
バーガーキングにもありました
NEXGO社製(シンガポール) N82(マッサージ店)
●Grabを利用する
2024年7月時点において、ベトナム及び東南アジアで普及している配車アプリとして有名なサービスは、Grab、XANH SM、beがあります。なかでもGrabが一番有名なので現地で利用してきました。
Grabバイク
XANH SMバイク
beバイク
バイクタクシーはベトナムのいたるところで走っており、短距離間の移動の時は非常に便利ですが、その辺で走っているバイクタクシーを捕まえるのと、配車アプリから配車予約をして送迎してもらうのでは料金が全然違います。配車アプリを利用するほうがはるかに安いです。デメリットとしては、配車アプリを予約してから迎えに来てもらうまで早くても5分近くかかるため、急いでいるときは目の前を走っているバイクタクシーを呼び止めて乗車するほうがはるかに便利です。
Grabバイクの後ろから
●ハノイメトロに乗る
街並みはいかにも東南アジアといった感じで非常に活気の良い街並みでした。
今回は特に予定を立てておらず、ただ町をぶらぶらするだけだったので、最近できたと言われているメトロを乗りに行きました。
「ハノイメトロ2A号線」はハノイの中心・観光名所からは少し離れており、観光客にとっては少しあまり乗るメリットはないかもしれません。
ハノイメトロ
ハノイメトロの終着 Cat Linh 駅
簡単に言うと、乗車券は自動販売機でも窓口でも購入することができます。
1日券が欲しい時は窓口でその旨を伝えます。
お金を払うと、紙の1日券とICカードがもらえます。
どういうことかというと、地下鉄に乗るたびに窓口に行き、紙の一日券を係の人に見せることにより、片道のICカードがもらえるということです。このICカードは下車するときに自動改札機に吸収されるので、このような運用をしているという訳です。
詳細はこちらの方が詳しく書かれていますので、良ければ参考にしてみてください。
https://r-vietnam.com/blog/metro-opened-in-vietnam-384.html
続く
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