「戦士は生きている限り、戦わねばならんのだ!」
お勧めの曲:終結
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キリマンジャロは、機動戦士Zガンダムの
第35話「キリマンジャロの嵐」
第36話「永遠のフォウ」
に登場する。
Zガンダムの世界では、キリマンジャロ山頂が要塞化されており、ここで強化人間の訓練やジェリドの治療、はたまたジャミトフ閣下が訪れるなど、結構重要な拠点として利用されている。
確かにキリマンジャロ山頂(5000m付近)は、少し空洞になっている箇所があり、ここであれば要塞を造るだけの面積があるので、建設する際の作業員の高山病対策さえ何とかなれば可能だと思われる。
要塞
わかりにくいかもしれないが、確かに要塞を建設出来そうな敷地はある
実際、劇中でカミーユやクワトロは特に問題なく走り回っていたし、骨折中のジェリドもこんな環境の悪いところで休養するぐらいだから、宇宙世紀では高所に順応できる薬が開発されて、一般的に出回ってるのかもしれない。
ていうか、こういうことしたら普通絶対死ぬぞ。
また第36話の初めのほうに、カラバとクワトロたちが作戦を練っているシーンがあるが、もしあれがマラングルートであるならば、恐らく”キボハット(4700m)”になるのではないかと思われる(他のルートは知らない)。あの付近で大きな敷地を確保できるのは、キボハットしかなく、実際テントとか張っていたし…。
実際はこんな感じ(キボハットから眺めるメルー山)
またキリマンジャロは、
機動戦士ガンダム0083 第4話 「熱砂の攻防戦」
にも少しだけ登場する。
(そのほか機動戦士ガンダムZZ 第31話「青の部隊(後)」にも…)。
こちらは東アフリカに存在するキンバライト鉱山跡地にジオン残党軍が潜伏しており、ここからガトーが奪取したガンダム2号機と共に宇宙に上がる、というお話。
ちなみに”キンバライト“(キンバーライト(英語: kimberlite、キンバリー岩))というのは、カンラン石と雲母を主要構成鉱物とする超塩基性の火成岩のこと。このキンバライトの一部から、ダイヤモンド原石が産出されるらしい(劇中では、ガトーはかなり大きいダイヤモンドを手に持っていた)。
ジオン残党軍
私は当初、キリマンジャロ登山をする予定はなかったが、結果的に登山することになった。
理由として以下の通り。
・最寄の町であるモシからでは、キリマンジャロ山の写真をきれいに写すことが出来ないということがわかったため。実際キリマンジャロ山を綺麗に写せる場所は、ホロンボハット~キボハットの中間地点ぐらい(一番上の写真)。
・キリマンジャロ山は、初心者でも登ることができる山であるため。また機材も全て現地でレンタルできるため。
・数年後には山頂の氷河がなくなってしまうと言われているため。
そして実際キリマンジャロ山に登った感想を一言で言うと、
「非常に辛かった…(;´Д`)」
まさに
「生きている限り戦わねばならんのだ!」
というのを実感した。
別に戦士に限らず、私たちは生きている限り、”自分自身の内に潜む弱さ”と常に戦わなければならないと思う。もちろんそういうものと戦ったからといって、勝利を得ることが出来るわけでもなければ、敗北するわけでもない。しかし、人間の真の価値というものは、その様なところにあるものだと思っている。
ということも含め、最近このクワトロのセリフが好きになってきた…
キリマンジャロ登山は非常に貴重な経験だった。
行き方
とりあえずキリマンジャロ登山の基点となるモシという町まで行く。
空路の場合はキリマンジャロ空港から送迎バンが運行している。
モシに到着したら、キリマンジャロ登山のツアー会社を探す。最短は5日間のマラングルート。
費用は少なくてもUSD1000以上はかかる。
キリマンジャロ山は、『初心者でも登ることができる山』として有名だが、あまり油断せず事前にしっかりトレーニングを積んでおいたほうがいい。
タンザニア・キリマンジャロ
現地レポート記事の詳細はこちら ↓
【タンザニア】タンザニアへの挑戦04 キリマンジャロ登山の契約について
次回
君は、刻の涙を見る…
つづく
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