「ダバオってそんなに環境汚染されてねーでしょ?」
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フィリピン、ミンダナオ島にあるダバオは、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』に登場する。
ダバオはマニラ、セブに次ぐフィリピン第3位の都市で、2010年現在の人口は約145万人。国際空港と港を持ち、フィリピン南部の政治・経済・文化の中心地である。
この都市が発展したきっかけは、20世紀初頭の日本人によるアバカ(マニラ麻)栽培の農園経営であり、当時は2万人の日本人が住む東南アジア最大の日本人街もあった。現在でも多くの日系人が住み、定年を迎えた日本人の移住先としても注目されている。
気温は20度から32度の間で、年平均降水量は2,000 mmである。
劇中ではダバオの街並みの描写が至る所に出てきます。これはスタッフが現地に訪れて、現地で見てきたモノをそのまま映像にしているから。映画が放映されてからロケ地が紹介されて他の人のブログやYoutubeでの紹介も非常に多かったので、今回は情報収集が楽でした。
ということで私も他の人と同様、劇中で出てきたシーンを一通り訪れて写真に収めてきたので、それらを紹介しようと思います。(2023年5月に訪問)
閃光のハサウェイはフィクションですが、その多くは現在ダバオに存在する建物・施設を参考に設定されているので、その設定の元となった建物を紹介します。
■地球連邦軍ダバオ空軍基地
ハサウェイが乗った豪華シャトル・ハウンゼンが緊急着陸した空港です。これはダバオ空港(Davao airport)が基になっています。
劇中では地球連邦軍の空軍基地があり非常に大きな面積を有していますが、実際はいかにも地方空港といった感じでした。
ハサウェイとギギがくつろいでいたようなきれいなロビーもありません。
地図
■Tasaday Hotel
ハサウェイとギギが宿泊する豪華ホテル。ダバオ空港から少し離れた所に位置しているとされています。これはダバオ中心街にあるアブリーザモール(Abreeza mall)が基になっているようです。
ついでに中に入ってみましたが、いたって普通のモールでした。ダイソーやおもちゃ屋もありました。
おもちゃ屋を眺めていると、なんとペーネロペーを発見!
「あれが新型ならば、アナハイムはやりやがったってことだ!」
アナハイムめ!(バンダイか?)
地図
■Davao Environmental Botanical Garden
ハサウェイとマフティのメンバーと合流する植物園。
これはフィリピンイーグルセンター(Philippines eagle center)が基となっています。
実際に行って感じたことは、確かにフィリピンに生息するイーグルやそのほかの動物を保護する施設なのですが、動物以外にもいろんな植物があり、確かに植物園としても成り立っていると思いました。
Philippines Eagle Center
リンク(英語)
地図
■アグダオ市民市場とジョリビー
ハサウェイとマフティのメンバーが食事しながら会話する場所。
これはダバオ中心街にあるアグダオ市民市場(Agdao Public Market)が基となっています。まあそのままですね。
劇中とは若干異なっています。おそらくスタッフが取材していた頃は”Public Market”があったのだろうと思いますが、今は改装工事が行われていました。また黄色いフェンスものこの辺りだけ撤去されていました。
ジョリビー(Jolibee)はフィリピンでは有名なファーストフード店です。
ジョリビーの店舗はフィリピンの至る所にありますが、劇中で出てきた場所は下記のGoogleマップが示す場所になります。
ここでちゃっかりchikenjoyを食べてきました。
地図
地図
ちなみに劇中では、植物園とジョリビーでミヘッシャ達マフティのメンバーと会話するシーンが描かれていますが、ダバオ植物園の基となっているPhilippine Eagle Centerから、ハサウェイたちが食事したアグダオ市場付近のジョリビーまでは車で大体70分かかるので、往復で3時間ほどかかります。
それなら移動中に会話する方が機密性高いのでは?ということになるのですが、その辺は触れないでおこう。
アグダオ市場付近でマンハンターが現れたため、ハサウェイはタクシーに乗って逃げます。
ここの描写で車がトンネルを通るシーンがあるのですが実際のダバオには山はないので、このトンネルは巨大建造物ができたためにその下を通るために出来たトンネル、と考えるのが妥当でしょう。
■ビーチ
ハサウェイがマフティのメンバーと合流する時にたどり着いたビーチです。
位置的にはダバオ市内の郊外なのですが、モチーフとなっているのは対岸の島であるサマル島(Samal Island)だと言われています。
ダバオ本島に奇麗な浜辺があるかどうかはわかりません。なおサマル島には船を利用しないと行くことはできません。
ハサウェイごっこして来ました。
■その他の舞台
上記のほかにもダバオの舞台になった箇所がありますが、残念ながら現在のダバオには無かったり、訪れることができませんでした。以下に紹介します。
・戦場
ダバオの市街地なのですが、SMエコランドの裏の住宅地、ミンタルの住宅地、ピープルズ・パークが参考になっているようです。
・アクアバスターミナル
ハサウェイが出航前に訪れて、荷物をロッカーに預けるシーン。
Sta Ana Pierが参考になっていると思うのですが、劇中のようなごっついターミナルはありませんでした。
・スラム街
ハサウェイがマフティのメンバーと合流するとき、港にたどり着く経路で通ったスラム街。
モチーフはタロモ川周辺と言われています。
■行き方
とりあえずダバオまで行きます。
ダバオへは直通で行くことが出来ないため、マニラやセブ経由で行くことになります。
アグダオ市民市場
とりあえずダバオ市内まで行き、ジプニーやトライシクルを乗り継げばたどり着くことが出来ます。
フィリピンイーグルセンター
フィリピンイーグルセンターに直接行く方法はありません。
タクシー、Grabを利用したり、ジプニー、バス、トゥクトゥクを乗り継いでいくことになります。
タクシー、Grabだと大体1000PHPかかります。所要時間は70分ほどです。
こちらも参考
【フィリピン】フィリピン旅行03 フィリピンイーグルセンターからダバオ市内へ格安で行く方法
ということで、ダバオには閃光のハサウェイの劇中では登場しなかった場所でも、魅力的なところがたくさんありました。
ということでダバオに訪れる機会があるときは、是非とも参考にしてください。
参考サイト
https://navimanilaph.com/makadavao092021/
https://www.youtube.com/watch?v=xO_sQ5mVKTk
つづく
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