「連邦政府は人類が地球に戻れる準備を始めて、その前に自分たちの既得権を手に入れようとしているのです。それがこのアデレードで行われようとしている会議の真相なのです。」
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アデレード(Adelaide)は、オーストラリア連邦南オーストラリア州の州都である。オーストラリアの南部に位置し、南極海に通じているセントビンセント湾に面した都市である。 名前は19世紀のイギリス国王ウィリアム4世の王妃アデレードにちなんでいる。人口は約120万人で、オーストラリア各州の州都の中では5番目の規模である。文化と芸術の都として知られている。
アデレードは自由移民のための計画された植民地の中心として建設された。移民達は宗教の迫害を恐れずに済み、市民としての自由が保障されていた。偶然にも”アデレード”という名前はドイツ語で”貴婦人”を意味する言葉に由来している。
アデレードは、『機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で』と、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』に登場する。
『機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…』では、連邦軍のオーストラリアでの一大反抗作戦において、重要と見られている三つの拠点の一つである。
アデレードはジオンから奪還する都市の一つであり、Misson4において奪還作戦が行われる。この奪還作戦に併せて、連邦軍はミデアという輸送機で支援物資を輸送してくるのだが、このミデアを無事護りきることが出来れば、Misson5から「量産型ガンキャノン」を使用することが出来る。普通、戦闘の真っただ中に輸送機なんて送って来るなよ、と思ったりもするのだが…。
(ゲームだから仕方ないか…)
RX-77D 量産型ガンキャノン
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』においても、非常に重要な拠点である。
小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』では、オーストラリア南部に位置する大都市であり、U.C.0105年の頃にはこの地に地球連邦政府議会が設置されていた。議場周辺にはビームバリアーが張られている。 作品の出た順番からしてチベットのラサ、そしてダカールから連邦政府の機能を移転したものと思われる。
宇宙世紀0105年、アデレードの地球連邦議会では、一部の特権階級が地球の土地を私物化できる法案が強制的に可決されようとしていた。それを阻止すべくミノフスキークラフト搭載型モビルスーツ「Ξ(クスィー)ガンダム」を駆り、アデレードを襲撃する。
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』とは?
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』は、アニメ作品群ガンダムシリーズの1つで、富野由悠季の小説作品。1989年から1990年にかけ、全3巻が角川スニーカー文庫より刊行された。
宇宙世紀100年代。第二次ネオ・ジオン抗争から10年が経ち 、地球連邦政府は表面上の平和に酔い、再び惰眠をむさぼっていた。「地球を自然に帰し、すべての人類は平等に宇宙で暮らすべきだ!」と主張する秘密結社「マフティー・ナビーユ・エリン」は連邦に反旗を翻し、Ξ(クスィー)ガンダムを旗印に戦闘を開始する。 対するは連邦軍の精鋭ケネス大佐は、ミノフスキークラフト装備の最新MSペーネロペーを対マフティー用に投入したが、それは奇しくもΞガンダムと「兄弟」の関係にあるMSだった。
そして、この物語の主人公「マフティー・ナビーユ・エリン」は、実は○○だったのだ!!というお話。
頑張って『近未来』っぽい建物を写してきました
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』は、2019年以降にアニメ化されることが決定したので、そのうち有名になると思います。個人的には小説の内容を忠実に再現してほしいです(ガンダムUCみたいに小説版の内容を大幅に変更するのはちょっと…)。
なお私がアデレードに到着したのは、日本でちょうど『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』のアニメ化決定が発表されて10日程度の頃だったが、現地ではそれを祝福するイベントやパーティなどは全く行われていなかった(当たり前か…。ていうか、ガンダムのガの字もなかった…)。
劇中には”フェスティバルセンター”というものが存在し、実際にアデレードにもその”フェスティバルセンター”があるのだが、恐らく全くイメージの異なるものだと思う。
現地レポート記事の詳細はこちら ↓
【オーストラリア】オーストラリアの旅15 アデレードの町並み観光
次回
「マランビジー…」
つづく
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