ガンダム聖地巡礼シリーズ第46話ネオジャパン・東京都庁と東京タワー

「武闘家とは所詮、お互いの心を拳を交える事でしか語り合う事の出来ぬ、不器用な人間の事だ！」

お勧めの曲：倒すべき相手
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2020年1月下旬ごろから蔓延した新型コロナウイルスの影響で海外に行けなくなってしまったため、残念ながらネタ切れになってしまいました。ということで今回は機動武闘伝Gガンダムに出てくる「東京」について紹介したいと思います。
「東京」は機動武闘伝Gガンダム　第12～17話までの舞台であり、ドモンとデビルガンダムが最初に戦うところになります。コミック版『超級！機動武闘伝Gガンダム』で言う、いわゆる『新宿編』というやつです。

「東京」に関しては第1話で既に紹介していますが、一番初めということもあり、あまり思い入れもなく適当に撮ってきた写真を載せていただけなので、改めて撮り直したいなあと思っていました。

ということで、今回は当時の作画と現在の違いを比較していきたいと思います。

■第12話　その名は東方不敗！マスター・アジア見参
まず廃墟と化した東京・新宿の街から物語が始まります。ここで映し出される残骸の中に、「新宿三丁目駅」が映し出されます。
ドモンたちはデスアーミーに追われながら、一箇所だけ明かりが燈っている東京都庁に向かって進みます。そしてそこで、かつての師匠、東方不敗マスター・アジアと出会います。

下が比較画像。まったく面影がありませんね…。

新宿三丁目駅

劇中

実際

西新宿サイクリング
ドモンと師匠が出会うところ。現在は「新宿三井ビルディング」が建っているため、西新宿サイクリングの後方に東京都庁を見ることはできません。

劇中

実際

東京都庁
東京都庁の前には数体のオブジェがあります。一番似ているオブジェが写真のものです。

劇中

実際

劇中

実際

新宿アルタ前
回想シーンで東方不敗マスター･アジアとデビルガンダムが出会うところ。またチボデー達4人のガンダムファイターも待ち伏せでここで呼び出され、捕らえられたものだと考えられます。
いつの時代もアルタ前は『待ち合わせの場所』として使われるらしい…。

劇中

実際

京王新宿駅
東方不敗マスター･アジアがレイン･ミカムラを誘き寄せる目的で地下に入ろうとするところ。
京王線入り口から洗脳ルームへ行けるらしい(笑)。

劇中

実際

地図

■第13話　大ピンチ！敵は5大ガンダム
東京タワーからSOSが入った。東京都庁の防御を弱める訳にも行かないため、最小限での救援ということで、ドモンと師匠の2人で救援に向かいます。2人は途中までガンダムで行ったあと、”退屈しのぎ”としてガンダムをそこに置いて、生身でどちらが早く東京タワーに到着できるかを競います。

さて、”2人はどこにガンダムを放置したのか？”ということですが、それはズバリ四谷にある”ホテルニューオータニ”です。建物がしっかり描かれています。確かにこれはマスターの罠なんですが、せっかく四谷まで行ったんだから、そのまま東京タワーまで行けばよかったのに…。

ホテルニューオータニ

劇中

実際(劇中と同じ角度で撮影するには、望遠レンズが必要)

四ツ谷
ドモンがマスター･アジアを追いかけようとしたところ、後から来たレインに呼び止められます。
そもそも『敵の勢力圏の中、レインはどうやってここまで来たんだ？』という疑問は考えないようにします。
ドモンは地下鉄四谷駅から東京タワーまで行こうとします。もうこの時点で方向間違っています(笑)。
※ホテルニューオータニから四ッ谷駅と東京タワーは真逆の方向。歩いていく方が確実に早いと思われ…。
なお、”よつや”という表記に関して、現在の東京メトロの駅は「四ッ谷」という表記ですが、劇中では「四谷」と描かれています。

地下鉄の入り口で、
「この先は危険だから気を付けて」と気遣うレインに、
ドモンは「この地下鉄はタワーまで行けるのか？」
レインは「タワーへ行ける」と答えます。

実際は確かに行けるのですが、直通では行くことができないようです。

劇中

実際
地図が逆さになっています。

四谷駅(四ッ谷駅)
2020年において、四ッ谷駅を経由する地下鉄の路線は、丸の内線と南北線。
丸の内線は地上駅であり、またGガンダムが放送された1994年には南北線は開通していなかったため(1996年開通)、劇中で出てくる四谷駅は、別の駅を参考にしたものだと思われます。
実際、南北線の四ッ谷駅にはホームドアがあり、駅の設計が近代的です。

劇中