【中国】トランジットの上海でリニアモーターカー、外灘、豫園を観光する

中国・チベット

2024年、欧州旅行の最後の目的地として上海を訪れました。
理由は実物大のフリーダムガンダムを見るためです。
そのためあえて中国東方航空を利用しました。

 

 


●入国手続きについて
今となっては不要になったため詳細は書きませんが、この頃の中国の入国は少々大変でした。
中国だけまだコロナ対策が続いており、それに合わせて入国も厳しいという状況でした。
VISA無しでの中国渡航は制限されていましたが、第三国を経由して中国に立ち寄るという方法であれば、
一時的に72時間だけ滞在することができるというものがあり、それを利用しました。

 

 

 

●東浦空港から市内への移動
上海には東浦(プードン)国際空港と虹橋(ホンチャオ)国際空港があります。
今回は東浦空港を利用しました。

上海の中心部への交通手段は地下鉄を利用するのが一番便利ですが、私はどうしても:リニアモーターカー(通称マグレブ)に乗りたかったので、これを利用することにしました。

 

 

 


●マグレブ
中国語では上海磁気浮上式鉄道、英語ではMAGREV、日本でいうリニアモーターカーです。
浦東空港の浦東1号2号航站楼駅と上海市郊外の龍陽路駅の間、29.863kmを300km/h運転で、8分10秒で結びます。

当時は最高時速430km運転を行っていたのですが、コロナ渦に300km運転になりました。
理由のひとつは「需要がなかった(そこまでぶっ飛ばす必要がない)」からだとか。

当時は東浦(プードン)国際空港と虹橋(ホンチャオ)国際空港、そして杭州を結ぶ上海-杭州磁気浮上式鉄道延伸計画として提案されましたが、
電磁波による健康への悪影響を懸念した沿線住民の強い反対により頓挫し、現在の龍陽路駅までの区間となってしまいました。

 

 

 


乗り心地
300km/hだと新幹線と同じような乗り心地で、特にうるさくもなく横揺れもなかったです。

 

 


●乗車券
上海の交通機関の乗車券にはいろんな種類があります。とりあえず私が利用したものだけ紹介します。

 

 

 

 

 

上海リニアモータカー&上海地下鉄パス
(磁浮地鉄一票通:MAGLEV&METRO PASS)


これは、上海リニアモータカー線と地下鉄24時間乗り放題の利用がセットになったお得なパスです。
リニア片道のみ利用と往復利用の2種類が発行されており、リニア片道(50元)或いは往復(80元)と地下鉄24時間乗り放題(18元)が1枚で使えます。

東浦(プードン)国際空港を出て案内に従って歩くと、MAGREVと地下鉄の乗り場につきます。
そこに自動券売機と友人窓口があるのでそこで購入しました。
似たような乗車券がたくさんあるので、確認しながら購入するのがいいかと思います。

詳細はこちらの方のHPにも詳しく載っていますので、参考にしてみてください。
http://shanghai.guidebook.jp/traffic/ditie/oneday-pass

 

 

■訪れたところ
●フリーダムガンダム
上海には機動戦士ガンダムSEEDに登場するフリーダムガンダムの1/1像があります。
これが目的で上海に訪れました。すぐ横にはららぽーとがあります。
夕暮れ時、および早朝に訪れました。
詳細はこちらで

リンク

 


●外灘(ワイタン、Bund)
上海にある外灘(ワイタン)は、黄浦江(こうほこう)の西岸沿いに位置する、上海を代表する観光スポットです。

歴史的背景
19世紀後半から20世紀初頭にかけて、上海が租界地として開かれていた時代に、多くの外国の銀行や商社がこの地に拠点を置きました。
そのため、現在でもヨーロッパ風の美しい建築物が数多く残っており、「東洋のウォール街」とも呼ばれています。

 

主な見どころ
歴史的建造物群:
ゴシック、バロック、ルネサンスなど、様々な様式の歴史的建造物が立ち並び、美しい景観を作り出しています。
これらの建物は、かつて銀行や商社として使用されていたものが多く、現在ではレストランやホテル、博物館などに利用されています。

 

 

 

 

 

黄浦江の景観:
外灘からは、黄浦江を挟んで対岸に広がる、近代的な高層ビル群「陸家嘴(りくかし)地区」の景色を望むことができます。
特に夜景は美しく、多くの観光客が訪れます。

 

 

 

 


外灘遊歩道:
黄浦江沿いに整備された遊歩道は、散策に最適です。
昼間は歴史的な建造物を眺めながら、夜はライトアップされた美しい夜景を楽しむことができます。

 

 

行き方
外灘の最寄り駅は、上海の南京東路駅(なんきんとうろえき)です。南京東路駅は上海軌道交通(地下鉄)の駅で、2号線と10号線が利用できます。

 

 


●豫園
豫園(よえん、ユィーユエン、発音: Yùyuán)は、中国の上海にある有名な庭園です。

豫園の歴史
豫園は、明の時代の1559年に潘允端(はんいんたん)という役人が、高齢の父のために18年もの歳月をかけて造った庭園です。
「豫」の字には「楽しい」「安らか」という意味があり、「楽しい庭」という願いが込められています。
清の時代に一時荒廃しましたが、1760年に再建され、城隍廟(じょうこうびょう)の廟園となりました。
その後、アヘン戦争や太平天国の乱などで再び荒廃しましたが、1956年に庭園として整備され、現在の姿になりました。

 

 

 

 

豫園の見どころ
江南庭園の美しさ:
豫園は、江南地方の伝統的な庭園様式で造られており、池や岩、楼閣などが巧みに配置されています。
複雑に入り組んだ回廊や、趣のある建物など、見どころがたくさんあります。

龍の壁:
豫園には、龍の形をした壁がいくつかあります。
これらの龍は、それぞれ表情や形が異なり、見比べるのも楽しいです。

豫園商城:
豫園の周辺には、豫園商城という商業エリアが広がっています。
ここでは、伝統的な工芸品やお土産、上海料理などを楽しむことができます。
夜はライトアップされ、昼間とは違う幻想的な雰囲気を味わえます。

湖心亭:
湖に浮かぶお茶屋さんで、非常に有名な場所です。

 

 

 

 


行き方
豫園の最寄り駅は、地下鉄10号線と14号線の「豫園駅」です。



豫園

 

その他、気になった写真を何枚か。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続く

 

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