2026年4~5月に台湾に行きました。
今回の旅の目的は、野球観戦と盲腸線巡りです。
●2026年5月2日
この日は台南をプチ観光したあと、台北に向かいました。
●安平樹屋(アンピンシュウー)
かつてのイギリス商社「徳記洋行」の倉庫が、戦後放置されたことで巨大なガジュマルの木に完全に飲み込まれた場所です。「建物と樹木が共生する」神秘的な景観が最大の特徴で、廃墟美を楽しめます。現在は木々の間に遊歩道や展望台が整備されており、ガジュマルの生命力を間近に感じながら散策できます。台南の歴史と自然の強さが融合した、唯一無二のパワースポットです。
●安平古堡(ゼーランディア城)
1624年にオランダ人によって築かれた、台湾最古の城跡です。当時は「ゼーランディア城」と呼ばれ、オランダによる台湾統治の拠点として、また国際貿易の中継地として機能していました。その後、鄭成功がオランダ人を駆逐してからは「安平城」と改称され、台湾の歴史の表舞台であり続けました。
現在は、当時の面影を残す重厚な赤レンガの城壁や、展望台から安平の街並みを一望できるのが魅力です。ガジュマルの根が食い込んだ古い城壁には、400年にわたる台南の激動の歴史が刻まれています。
●神農街(シェンノンチエ)
清代から続く古い街並みが残る、台南で最もノスタルジックな通りです。かつては運河に面した商業の拠点でしたが、現在は築百年前後の古民家をリノベーションしたカフェ、ギャラリー、雑貨店が並ぶアートストリートとして人気です。特に夕暮れ時からランタンに火が灯る夜にかけては、幻想的な雰囲気に包まれます。伝統的な建築様式と若者のクリエイティビティが融合した、台南の「レトロ可愛い」を象徴する場所です。
●赤嵌樓(せきかんろう)
1653年にオランダ人によって「プロヴィンティア城」として築かれた、台南最古の歴史的建造物の一つです。その後、鄭成功がオランダ人を駆逐してからは政庁として使われ、時代の変遷とともに中国式の楼閣へと姿を変えました。敷地内には亀の形をした石碑(御亀碑)が並び、夜間はライトアップされてロマンチックな姿を見せます。オランダ、明、清、そして現代まで続く台南の重層的な歴史を象徴するランドマークです。
●林百貨(はやしひゃっか)
1932年に山口県出身の経営者・林方一によって創業された、台湾で2番目に古い百貨店です。当時、台南で最も高いビルとして「五層楼仔」と呼ばれ、台湾初のモダンなエレベーターを備えていました。戦後の放置を経て2014年に再オープンし、現在は地元の特産品やデザイン雑貨を扱う「レトロモダンなセレクトショップ」として親しまれています。屋上には珍しい神社が残っており、台南の華やかな歴史と日本との関わりを今に伝えています。
●国立台湾文学館 (旧台南州庁)
日本統治時代の1916年に「台南州庁」として建てられた、バロック様式の美しいレンガ造りの建物です。有名な建築家・森山松之助による設計で、かつては行政の中心地でした。現在は台湾初の国家級文学博物館として、先住民の口承文学から現代文学まで、台湾の多様な言語と文化を保存・展示しています。歴史的建造物としての格調高い外観だけでなく、内部の重厚な階段や装飾も見どころで、知的な散策にぴったりの場所です。
●0系新幹線を見に行く
台鉄台南駅から高鐵台南駅へは、沙崙線(シャールンせん)を利用しました。
終着の沙崙(シャールン)駅と高鐵台南駅が隣接しています。
今回の旅行の目的の一つは、2024年に高鐵台南駅前に設置された0系新幹線を見るためです。
この新幹線は、台湾高速鐵道建築の際、限界測量車として使われました。
限界測量車(建築限界測定車)とは、線路周辺の施設(ホーム、トンネル、架線柱など)が列車の運行に支障がない(建築限界を超えていない)かを確認する事業用車。車体側面・上部に多数の矢羽根(金属板)を突き出した姿が花魁の髪飾りを連想させるため「おいらん列車」とも呼ばれます。主に開通時や設備改修後に検測を行います。
高鉄台南站
ということで参考にしてください。
つづく
























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