ガンダム聖地巡礼シリーズ 第07話 地球連邦軍本部 チベット・ラサ

ガンダム聖地巡礼

「人が人に罰を与えるなどと!」

 

お勧めの曲:惑星アクシズ
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チベットのラサはUC0093時点で、地球連邦軍政府が置かれていた場所である。
ネオ・ジオンの小惑星5th(フィフス)ルナ落下により壊滅的打撃を受ける。劇中ではわずかだが、その一部が描かれている。
ちなみに地球連邦軍の高官は隕石落しの前に既に逃げ出しており、チベット・ラサの首都としての機能は既に失われている。劇中では描かれていないが、移転先は恐らく西アフリカのダカールだと思われる(ガンダムUCより)。
Wikipedia

 

 

ちなみに地球連邦軍政府はラサをどのように利用していたのだろうか?
ポタラ宮は本来ダライ・ラマのための居住地であり、彼がインドに亡命するまでは、彼が摂生を行うために使われていた。

現在はそれらの部屋の一部が一般人に公開されており、中国政府でさえそれらの施設は利用していない。
中は用途にあわせてたくさんの部屋があるが、とてもではないが大改装でもしない限り、「首都」の機能としては使えない(中は撮影禁止のため写真無し)。恐らくポタラ宮はそのままにして、周辺に行政機関の建物をたくさん作ったのだろうと思われる(もちろん全部想像です)。

 

上の写真と下の劇中の絵を見比べたらわかると思うが、ポタラ宮の手前の景色が異なる。
チベット人のガイドに聞いたところ、2000年ぐらいまでは逆襲のシャアの劇中の絵のように、ポタラ宮の前には簡素な池があったらしいが、中国政府による強引な近代化のため、2005年ごろに今の道路が出来て、そして広場も作ったらしい(そして広場には、沢山の人民解放軍および警察がいる)。

 


劇中のポタラ宮

 


お気に入りの写真

 

チベットは高地のため日が暮れるのが遅い。ちなみにこの写真を撮ったのは、21時ぐらい(5月)。
日暮れ時の空の色が、劇中の空の色と一番類似しているため、この時間帯の撮影を狙った。でもこの時間帯が一番きれいだと思う。ちなみにチャンスは15分ぐらい。

 

行き方
外国人がチベット自治区に入域するには、中国政府による許可が必要。
基本的には旅行代理店に事前に申請してもらう必要がある。
チベットへの基点となるのは中国四川省の成都なので、まずは成都に立ち寄る。
成都からの交通手段は、基本的には飛行機か列車。飛行機は2時間弱、列車だと42時間かかる。
列車の場合、外国人は寝台券を購入することが出来ないので、これも旅行代理店に購入してもらう。
飛行機の搭乗券は自分で手配することが出来る。
成都に着いたら旅行代理店と合流し、チベット入域証明書、乗車券をもらう。

広大な景色を眺めた後、列車はチベット・ラサに到着する。
ラサは標高3650mなので、慣れるまでは頭痛がして息苦しい。
現地は中国文化とは違った、非常にカラフルで魅力的な景観が待っている。

 

 

ぜひ行ってください。実際に現地に行くことで、いろいろと考えさせられることがあると思います。

まったくチベットにとって、”赤い奴“らは厄介者なのかもしれない。

 


チベット・ラサ

 

 

現地レポート記事の詳細はこちら ↓
【中国】チベットへの旅 一 準備編1
【中国】チベットへの旅 二 準備編2
【中国】チベットへの旅 八 チベットの都、ラサを観光する

 

 

次回
君はまだ、本当のガンダムを知らない…

 

つづく

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