2026年3月にアルジェリアに行ってきました。
いろいろなことが斬新で非常に価値のある情報を収集することが出来ましたので、ここでこのブログを読んでいる人に共有したいと思います。
●エルウェドからティムガットへ向かう
2026年3月25日
この日はエルウェドからメルリル湖を経由してティムガットに移動しました。
この日からドライバーが変わります。ナジフさんという方でした。
この日の朝食は豪華でした。
この日のルート
9時に出発ということだったのですが、ナジフさん曰く、
「今から警察が来るから彼らが来るまで待たないといけない」とのことでした。
ということで10時前に警察が来ました。
出動できる警察車両がなかったため遅れたとのことでした。どうやら警察官の自家用車で来たようです。
はじめはよくわからなかったのですが、どうやら私が移動する間、警察が先導してくれるとのこと。
あとでドライバーに聞いたりネットに調べて分かったことなのですが、外国人がアルジェリア国内を移動するときは、その旅行会社がツアー客の行き先を事前に警察に報告する義務があるそうです。そのためどうやら私が本日エルウェドからティムガットまで移動することも事前に伝えていたようで、その私の旅の安全を確保するため、警察車両で私が行く道を先導してくれるとのこと。
担当警察の交代シーン
私がガルダイヤからエルメニアを往復した時は警察の先導がいなったがどうしてか、と聞いてみると、それは恐らく手配できる警察官がいなかったのでは?と言われました。
また警察官による外国人の擁護は4週間ほど前から実施されているようです。その目的の一つは、近日中にローマ教皇がアルジェリアを訪問する予定であり、その予行演習みたいなことを言っていました。とは言え、このような経験が出来たことは私にとって非常に貴重なものとなりました。
結局、エルウェド~ティムガット、ティムガット~コンスタンティーヌ、コンスタンティーヌ~アルジェまで、累計1500kmも先導して頂きました。アルジェリア警察に感謝です。
警察官は自分の管轄内を先導してくれます。そして自分の管轄外に来ると別の管轄の警察に引き継ぎ、この度は警察が自分の警察の管轄内を先導して、別の管轄まで連れて行ってくれる、という流れです。
ということで、この日はエルウェドからティムガットまでの距離約300kmの間、9台の警察車両と30名弱の警察官が私を先導してくれました。
●メルリル湖
メルリル湖は塩湖(ショット:Chott)です。ショットは北アフリカ、特にサハラ砂漠に近い内陸部に広く見られる、塩分濃度の高い季節的な湖や湿地を指します。通常、雨季には水が溜まりますが、乾燥した時期には水が干上がり、湖底に塩の層や塩分を多く含む泥が露出します。そのため、水量は年間を通じて大きく変動します。
まず初めはメルリル湖に行きました。ここはアルジェリアでは有名なのショット(塩湿湖)の一つです。ここには観光名所があるわけではないのですが、私のリクエストで連れて行ってもらいました。詳細は別の記事で。
そのあとはひたすら荒野にある道を走り続けました。
所々でナジフさんが景色の案内をしてくれたのがありがたかったです。
例えば、所々に見える緑はプランテーションとして育てているとか、
広大な土地を利用して最近はソーラーパネルを建設しているとか。
白ラクダ
野生のラクダ
羊飼い
しばらく走っていると、ティムガットに到着する前にアメリカ西部のような景色が見えるところに連れて行ってあげる、と言われました。
ということでたどり着いたのがこちら。
●グフィバルコニー Ghoufi balconies
深い峡谷の断崖に、洞窟住居や古い石造りの家々が棚田のように連なる絶景スポットです。北アフリカの「グランドキャニオン」とも呼ばれ、谷底にはナツメヤシが茂る緑豊かなオアシスが広がります。かつてこの断崖には、先住民ベルベル人が岩を掘って造った住居や、石造りの家々が棚田のように連なっていましたが、現在は廃墟となり、その歴史の痕跡が峡谷の美しさをいっそう引き立てています。自然の造形と人の営みが融合した、圧倒的なスケールの景観です。
確かに非常に絶景で、いかにもアメリカ西部のような景色でした。
「荒野」と言ってもただ岩や砂があるだけではなく、多少の緑があったり広大な景色が見れたりするのが、アルジェリアの自然の魅力だと思いました。
17時ごろようやくティムガットに到着しました。
お腹がすいてきたので、荷物を降ろしてから夕食でも食べに行こうと考えていたところ、
「食事がしたくなったら近くのレストランに連れて行くので連絡ください。」と言われた。
「出来れば一人で行きたいのですが駄目ですか?」と確認したところ、「原則として外国人が街を独り歩きすることは禁止されているんです」と言われました。ということで1時間ほど休憩してから近くのレストランに食事をしに行きました。
後で調べたところ、たしかに外国人が一人で外出した時に万が一のことが起こることを避けるため、
旅行会社は観光客を一人で移動させないようにしているようです。
アルジェリアにはまだまだ制約が多いようです。
ということでドライバーに連れられて、レストランで食事をしました。
食事をしているといきなり店員の一人が店内の地面にマットを引いて、メッカに向かってお祈りし始めました。これもまた貴重な経験を目にすることが出来て非常に興味深かったです。
調べたところ、どうやらイスラム教徒は1日の5回の礼拝のタイミングのうち、どこかでお祈りをすればよいらしいです。そしてそのタイミングは個人にゆだねられ、アダーン(礼拝を知らせるアナウンス)が来たからと言って必ずしもすぐお祈りをする必要はないし、みんなが一斉にする必要もないとのことでした。
ということで食事をした後はホテルに戻りました。
Timgad Trajan Hotel
つづく
























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