【アルジェリア】アルジェリア紀行00 アルジェリアビザ発行までの道のり

アルジェリア

2026年3月にアルジェリアに行ってきました。
いろいろなことが斬新で非常に価値のある情報を収集することが出来ましたので、ここでこのブログを読んでいる人に共有したいと思います。

 

 

 

アルジェリアは隣国を除き、ビザの取得が非常に難しい国です。
2026年においてアライバルビザは絶対にできません。必ず自国から申請をする必要があります。
ということでまとめました。

 

アルジェにて

 

 

 

 

 

●アルジェリア入国までの流れ(超難しい)
・大前提
2026年2月時点において、アルジェリアのビザ発行手続きは必ず渡航前にする必要があります。
つまり外国から(例えば隣国のチュニジアに来たから、アルジェリアもついでに行ってみるかみたいなノリで)申請することは”絶対”できない。
※しかし現在アルジェリア政府はアライバルビザの発行を検討しているとのこと。近い将来にアライバルビザが取得できるようになるのかもしれません。

 


・ビザ発給までの手順
・要約
 1. 自分で大まかな旅程を決める。
 2. アルジェリアの旅行代理店に連絡する。
 3. 旅行代理店が旅程を組んでくれるので、認識合わせをする。
 4. 旅程に問題がなければ、自分のスケジュールを調整する。
 5. 日程が決まったら旅行代理店に招待状を書いてもらい、アルジェリア外務省宛のVISA発行手続きの申請をしてもらう。
 6. 日本~アルジェリア往復の航空券を確保する。必要書類を準備する。
 7. 4週間経過したら日本のアルジェリア大使館に電話して、自分の名前が渡航者リストに載っているか連絡する。
 8. アルジェリアの外務省からビザ発行許可の連絡が来たら、日本のアルジェリア大使館に訪れる。
 9. 必要書類を準備し、パスポートにVISA発行の処理をしてもらう。
 10. 現地に行き、イミグレーションを通る。

 

ティパサ

 

 

・詳細
1. 自分で大まかな旅程を決める
 観光したい都市などを調べ、ある程度の予定を立てます。
 目安としては渡航の3カ月前から始めるのが良いと思います。実際以下のような時間がかかりました。
 11月下旬:アルジェリアの旅行代理店に連絡。渡航先のルート、金額、日程の調整など。
 12月下旬:条件が固まり、3月下旬に訪れる旨を伝える。
  2月上旬:アルジェリア外務省から渡航許可が下りる。2月中旬に日本のアルジェリア大使館を訪れVISA発行。

 

鉄道

 

 


2. アルジェリアの旅行代理店に連絡する。
 以下の旅行代理店を利用しました。
 外国人の扱いになれており評判がいい旅行代理店とのこと。

 ・Fancyellow Travel Services
 特徴: 比較的新しい会社ですが、サービスが丁寧で、顧客の要望に合わせたカスタムツアーの企画に柔軟に対応することで評価が高 いです。特に地中海沿岸の都市や文化遺産を巡るツアーに強みがあります。
 提供サービス例: 都市観光、古代ローマ遺跡巡り、ビザサポート。
 URL:https://ja.fancyalgeria.com/


 ※注意点:メールで連絡することになりますが、フリーメールは届かないことがあります。      念のため2種類ぐらいのメールアドレスから送るのがいいと思います。Gmailでやり取りしました。

 

ムザブの谷

 

 

3. 旅行代理店が旅程を組んでくれるので、認識合わせをする。
 こちらの要望を伝え、ツアーの日程を組んでもらい、見積もりをもらいます。
 条件に納得がいかなければ、納得がいくまでやり取りします。以下が注意点になります。
 


 【料金に含まれるもの】
 ビザ申請サポート
 記載されたホテルでの宿泊(朝食付き)
 国内線航空券
 すべての空港送迎
 すべての遺跡・博物館の入場料
 専門の英語ガイドによるツアー
 
 【料金に含まれないもの】
 毎日の食事(昼食・夕食)
 チップ(※ドライバー、ガイドには原則払う必要はないです)
 保険
 アルジェリアまでの航空券

 

エルメニア

 

 


4. 旅程に問題がなければ、自分のスケジュールを調整する。
 自分の仕事、職場の人と調整し、有休を確保したら渡航日程を確定し、その旨を旅行代理店に伝えます。

 ※注意点:渡航のタイミングがラマダン期間中になる可能性があります。
 もし可能であればラマダン期間中は避けるほうがいいかもしれません。
 ちなみに私は当初イード(ラマダン明けのお祭り)にアルジェリア到着予定でしたが、
 この期間は彼らも家族と過ごしたいということで、2日間スケジュールを遅らせました。

 

アルジェ

 

 


5. 日程が決まったら旅行代理店に招待状を書いてもらい、アルジェリア外務省宛のVISA発行手続きの申請をしてもらう。
 アルジェリアに入国するにはアルジェリア人の紹介が必須です。
 私にはアルジェリア人の知り合いはいないので、旅行代理店に招待状を書いてもらう必要があります。
 まずは旅行代理店からアルジェリア外務省宛のVISA発行手続きの申請をしてもらいます。

旅行代理店が招待状を作成するにあたり、提供する情報。
・パスポートの画像(顔写真のページ)
・正確な到着日と出発日
・ビザを申請する予定の大使館(例:在日本アルジェリア大使館)
・あなたの職業(役職名 + 勤務先会社名)

 ※一般的には4~6週間ほどかかるらしいですが、人によって個人差がある模様。
  また訪問する場所によって時間がかかります。
  訪問先リストの中にアルジェリア政府が外国人に訪れてほしくない場所がある場合、その調査に時間がかかるらしいからだとか。
  アルジェリア全土が安全ではないため、政府としてはテロに巻き込まれることを恐れ、旅行者が変なところに行かないようにチェックしているらしいです。そのため調査に時間がかかったり、最悪VISAの発行許可が下りないらしいです。
  例えば世界遺産である「ムザブの谷」がリストにあると時間がかかるそうです。
  そのためツアー会社は、実際の旅程とアルジェリア外務省に提出する旅程の内容を変えて外務省に提出することもあるそうです。
  そして渡航者はその口実を合わせないといけないのだとか。


実際のスケジュール
 3月19日: アルジェリア到着。ホテル「ABC」へ送迎。
 3月20日: 車でティパザとシェルシェルを訪問。空港へ移動し、21:30発の便でガルダイアへ(22:35着)。ホテル「Le Belvedere」泊。
 3月21日: ムザブの谷、ガルダイア市内観光。ホテル「Le Belvedere」泊。
 3月22日: エル・ゴレアへドライブ(約4時間)し、到着後に観光。ホテル「El Bousten」泊。
 3月23日: 午前中にエル・ゴレアを観光、ガルダイアへ戻る。ホテル「Le Belvedere」泊。
 3月24日: クサール・タマシーンに立ち寄りつつ、エル・ウェドへ移動。ホテル「La Gazelle D’or」泊。(※ドライバーのみ同行)
 3月25日: ショット・メルリル(塩湖)を訪問、その後ティムガッドへ。ホテル「Trajan」泊。(※ドライバーのみ同行)
 3月26日: ティムガッド遺跡、メドガセン(ヌミディア王墓)を訪問。コンスタンティーヌへ。ホテル「Panoramic」泊。
 3月27日: コンスタンティーヌ市内観光。ホテル「Panoramic」泊。
 3月28日: ジェミラ・ローマ遺跡を訪問、アルジェへ。ホテル「ABC」泊。
 3月29日: アルジェ市内観光。ホテル「ABC」泊。
 3月30日: 出国のため空港へ送迎。


大使館提出用のスケジュール
 3月19日: アルジェリア到着、ホテル「ABC」へ送迎。
 3月20日: 車でティパザとシェルシェルを訪問。ホテル「ABC」泊。
 3月21日: ジェミラ遺跡を訪問、その後コンスタンティーヌへ移動。ホテル「Panoramic」泊。
 3月22日: メドガセン(ヌミディア王墓)を訪問、その後ティムガッドを観光。ホテル「Trajan」泊。
 3月23日: ショット・メルリル(塩湖)を訪問、ティムガッドへ戻る。ホテル「Trajan」泊。
 3月24日: アンナバ市内を訪問。ホテル「Panoramic」泊。
 3月25日: ティディス(遺跡)を訪問。ホテル「Panoramic」泊。
 3月26日: コンスタンティーヌ市内観光。ホテル「Panoramic」泊。
 3月27日: セティフを訪問、その後アルジェへ移動。ホテル「ABC」泊。
 3月28日: アルジェ市内観光。ホテル「ABC」泊。
 3月29日: カスバ(旧市街)とノートルダム・ダフリク聖堂を訪問。ホテル「ABC」泊。
 3月30日: 出国のため空港へ送迎。
 ※エルゴレア、ガルダイアにはいかない。

 

ちなみに
そして無事ビザが発行されると、今度は外国人が安全にアルジェリア国内を旅行できるように、ツアー会社は外国人の動向、”本当の移動ルート”を警察に報告しないといけないようです。ツアー会社も結構大変そうですね。

 

タマシーヌ

 

 

6. 日本~アルジェリア往復の航空券を確保する。必要書類を準備する。
 アルジェリア内でビザの手続きをしている間に、こちら側でも準備をします。それぞれ2部ずつ。
 ・日本~アルジェリアの往復航空券
 ・旅行代理店の招待状
 ・申請書
 ・パスポートのコピー
 ・顔写真
 ・パスポート(6カ月以上の有効期限)
 ・申請料(4800円) ※2026年2月時点

 URL:https://www.japan-algeria-center.jp/embassy/jp/embassy_jp.html
 ※詳細はアルジェリア大使館のHPに記載されてあります。
  なお申請書は日本大使館HPからダウンロードすることになっているが、リンクが切れている場合があります。その時は他国の申請書をダウンロードして書類を作成します。

 

グフィーバルコニー

 

 


7. 4週間経過したら、日本のアルジェリア大使館に電話して、自分の名前が渡航者リストに載っているか連絡する。
 旅行代理店がビザ発行申請をしてから、アルジェリア外務省がビザ発行の承認をするまで4~6週間かかります。
 無事ビザの発行許可が下りたらアルジェリア大使館にその連絡が行くのですが、旅行代理店には連絡がいかないそうです。
 なので旅行代理店がビザ発行申請をしてから4週間ぐらい経てば、こちらからアルジェリア大使館に毎週電話して、ビザ発行許可の連絡が来ているかどうかを確認する必要があります。本国から毎週ビザ発行許可者の連絡があるとのこと。
 アルジェリア大使館に電話すると名前と電話番号を聞かれますので伝えます。そして毎週確認の電話をしてくださいと言われます。

 

ティムガット

 

 


8. アルジェリアの外務省からビザ発行許可の連絡が来たら、日本のアルジェリア大使館に訪れる。
 アルジェリア大使館にビザ発行の通知が言っていることが確認出来たら、パスポートにビザを発行してもらうために大使館に赴きます。
 アルジェリア大使館は目黒にあります。駅から徒歩10分ぐらいです。
 大使館の対応時間は平日10:00~12:00です。
 ※詳細はHPをご確認ください。

 

日本大使館

 

 

9. 必要書類を準備し、パスポートにビザ発行の処理をしてもらう。
 6で記載した必要書類を持参します。ビザの発行は大体2~3日かかります。
 私は出張に合わせて上京していたので、翌日に発行して頂くようにお願いしたら対応してくれました。感謝!
 とはいえ確約は出来ないとも言われましたので、その辺は現地で相談ですね。

 

コンスタンティーヌ

 

 


10. 現地に行き、イミグレーションを通る。
 ビザが発行されればほぼ入国可能ですが、万が一入国を拒否される可能性があるので、実際に入国するまで油断できません。最後まで気を引き締めて。イミグレーションでは一般人を装いましょう。ちなみに私はあまり質問されませんでした。外国人の入国が少ないためか、外国人レーンはほとんど並んでいなかったです。


ということで無事アルジェリア入国です!
ここまで苦労したの初めて…。

 

 

 


11. もしものために
必ずしも期日までにビザが発行されるわけではないので、もしビザが発行されなかった時の事を考えておく必要があります。
私は無事発行されたからよかったのですが、もしもに備えて以下の事を考えていました。
・払い戻しができる日本~アルジェリアまでの往復航空券を購入しておく。
・トランジットする国からビザ無しで入国できる国の情報を調べておく。そうすれば負担はある程度解消できます。
 (例えばトルコ、モロッコ、チュニジア、アゼルバイジャン、カザフスタン、UAE、欧州に行くなど)

 

アルジェのカスバ

 

 

ということで参考にしてください。

 

つづく

 

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